よくみる

よくみることを よーくみると よくみえる

ワクワク暮らしの妄想

ゴールデンウィークが終わり 梅雨前 一年でも最もゆるむ この季節


ゆるむから花もたくさん開くし 動物達の動きも活発になる

この季節は人もゆるみやすい

ゆるむことは生きていくためにも必要
病気の人達をよく観察してみると日常生活でゆるめられていない人が多い

僕は殆ど肩こりや病気になりにくいけど たまに身体が不調になると身体からゆるめてや〜ってサインを感じることが多い

でも 感覚的には
ゆるみ過ぎると広がりすぎて しめられなくなる 
しめられないと 具体性がなくなる
そうすると自分が作りたい現実に結びつかなくなったり フワフワする

ゆるみすぎている人は逆にこういう季節に不安定になりやすい
ゆるみとむすび両方のバランスがとれている人は人生も人格もバランスよく調和がとれているという宇宙の法則がある
だから僕もそのバランスをとることを意識している

このブログに「ゆるみ」と「むすび」のカテゴリーがあるのはそのバランスをもちながら生きたいという想いから作った

環境的にゆるんでいるこの季節 意識ではむすぶことでバランスがとれると感じたので 自分の目標を立ててみた

僕は放っていると流れて身を任せるような人生の進み方をしがちだ
だから 氣がつくと目標を立ててもあまり行動に移せていない 現実には知らないうちに目標が目標でなくなっていることが多い
だから今回は立てた目標を一歩ずつでも行動に移すというところをやりたい

僕が大切にしている目標を立てるポイントは
●今の自分の限界を超えるようなワクワクした目標を作る
●その目標を達成するというスイッチを入れる
●日々一歩ずつでも目標に向かって進む

僕にとっては目標に向かう道のりが大切で
具体的にその目標に到達することだけが大切なことではない
その道のりを歩いていると目標以上に進めたり違う道が見えてくるのは流れに身を任せるやり方でもよく起こる

僕が今回立てた目標は まず5年後 10年後の目標
5年後 10年後にしたのは まず目標を立てる時 今の自分には無理だろうという制限から意識を離すため

せっかく目標を立てても出来る目標を立てても人生面白くない

人には無限の可能性がある

日々生きているとその無限という言葉が嘘のように聴こえるけど目標を立てるときは一度その無限スイッチを入れたい

何年あれば無限のスイッチを入れられるかによって何年後を設定して目標を立てる

人によっては2年3年あれば今の自分には無理だと思うことを超えられると思える人もいると思うのでその人は期間を変えたらいいと思う

僕には5年〜10年という期間あれば自分の限界を超える未来が達成できるかもと実感出来るので5年〜10年にしている

5年 10年の最高にワクワクした目標を立てたら
今度はその目標を絶対達成するというスイッチを入れる
スイッチを入れられるかがこの目標の設定のミソなので そこだけは忘れずに入れる
この無理かもしれないけど出来るかも・・・というくらいの設定が大切
あまりに自分の限界を超えるものを目標にしてもそれは絶対に達成しないので目標にすることに意味がなくなる

●もしかしたら出来るかも・・・というくらいの目標
●その目標を達成するスイッチを入れる
ということができたら

あとは本当にスイッチをいれるだけで現実が動き始める

僕も何度もそんなことを経験したので現実はそうできていると自分の中では確信している

スイッチの入れ方は実は簡単
そしてどんな人でもその方法を知っている

スイッチの入れ方もちょっと説明すると

まずは絶対に達成出来る目標を立ててみる
例えば次の休みに近くの行きたい場所に行き美味しいものを食べる
これくらいなら多くの人ができる目標
当たり前に出来るスイッチを入れているけど普通の人は当たり前すぎて出来るスイッチを入れていることすら意識していない

これが出来るか出来ないか微妙な目標にする
例えばそれが今月好きな人のコンサートに行くなどにする
お金が、、時間が、、約束が、、とか色んな制限が出て来るかもしれない
でもちょっと重い腰を上げて出来るスイッチを入れるとその目標を達成する
これくらいにすると出来るスイッチがあることが少し認識出来る 重い腰を上げるということがこのときの出来るスイッチだ
更に来月 前から行きたかった国へ行きやりたいことを達成するという目標にしてみる
これくらいになると絶対無理とかいつか出来ればいいのでという人がいるかもしれない
人によっては本当は行きたい国やその国でやりたいことも潜在的には持っているのに
日常的にはそんな発想すら出てこない人もいるはずだ
それはできるというスイッチをオフにしているから出てこない

そして たくさんの人がこの出来るスイッチを長い間オフにしていると
ワクワクしたアイデアが出なくなる

子どもの頃はもっとたくさんのやりたいことがあったはずなのに最近は何もワクワクしないという人はこのスイッチがオフになっていると思う

だからまずは現実社会でムリムリばかりの環境にいる人は
まず「出来るスイッチ」を入れるところからリハビリを始めた方がいい

まずは出来る目標から初めて やりたいけどちょっと無理かなぁというところをちょっと重い腰を上げてやってみる
その時出来ないを誰もが何処かで出来るに変えている
それがその人なりのスイッチの入れ方だ
だからどうするかは実はみんな知っている

出来るスイッチを入れると
これまでと情報の入り方や行動が変わってくる

5月のゆるんだ季節はキャンプするのに最高の季節
河原でテントを張ってゆっくりしながらこの目標を立てた

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ワクワクした目標を考えていると
その中に実は楽器を殆どできないのに前からやりたいと思っていたことを思い出した
そうそうこういうこと前やりたいと思ってたよなぁ
でも 時間ないし 楽器触ったことないし出来ないよという諦めが大きく殆ど楽器にも触っていないという現実が起こっていた
う〜ん どうしようと一瞬悩み
でもこの悩む時間が多い人生と 下手でも楽器を触っている人生
だったらまずは触ってみたらいいじゃないとでてきた

そのキャンプをした近くでイベントが開催されていていた

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色々な出店者がそのイベントに参加していて
ふと立ち止まると
僕が前から気になっている楽器を売っている人がいた

ああこれだ!

気づいたらその楽器のことを詳しく聞いて
制作を注文することになった


「出来るスイッチ」を入れると 現実がとたんに動き始める
人生はそれくらい面白い方がいい

春のおもてなし

少し前になるけど ゴールデンウィークに3泊4日の滞在イベントを会社主催で開催した

この企画は事前に予定を決めずに集った人達が 話し合いながら毎日好きなことやりたいことを していくというプログラム

今回で4回目


自分の子どもに最高の教育を与えたいという親が集って考えたアメリカのオルタナティブスクールの仕組みを元に作っている

ここでは例えスタッフであってもやりたくないことをしない

もちろんスタッフがいないと回らないこともあるのである程度の決まり事はある
それでもその中でやりたくないことは無理にやらないということが最低限のルール
やってみて分かるのは やりたくない やらされている というエネルギーがスタッフから出て来るとそれは場全体に浸透するからなのかもしれない

そういう場の氣みたいなものも大切にしているから

参加する人もスタッフも満足してくれて僕も大好きなプログラム



プログラムでは僕たちが管理している廃校になった学校を特別に宿泊できるように設えておもてなす
基本的な宿泊管理は自分達でやる必要がある

食事は外注することも出来るが
僕はこの企画で自分が日々経験していることを来た人と分かち合いたいということがやりたいので
朝食やデザートでおもてなしをした

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やりたいことをやっているだけだけど
僕がやりたいことで相手が喜んでもらえるのがとても心地いい

どうせやるならこんな山の中でしか味わえないものをとか
自分が食べて美味しいものを人にも味わってもらいたいというところからアイデアが生まれてくる

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普段は特に食事を商売にしているわけではないけどこういうことをやっていると
自分が食を提供することに興味があるんだと自分でも発見出来る

そういえば 前に思いついた食事の企画があったなぁと思い出し そんな話をまたみんなと共有する

こうやって自分がやりたいことをその場でカタチにしているところから
これからやりたいことのきっかけが現れるのかもしれないと終わってからもワクワクが続いている

情熱で生きることが地球へ最大の貢献

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人間さん

都会から田舎に移住して最初は都会ではあまりないような近所付き合いがあって
そんな集まりで田舎の人とおしゃべりするのが楽しかった。
だけど、最近はなんだかそういう地域の繋がりがある場所に顔を出して話すのが億劫になったんだよね。
なんだろね、これ?

地球さん

それは地球全体の意識が拡大するために貢献してくれているんです。

人間さん

え、どういうこと?

地球さん

これまで地球は個性を表現しようとする人達はどちらかというと、
田舎に住むよりも都会で住む方が生きやすい時代でした。
なぜなら、都会には独立して自己表現しやすい磁場があるからです。
でも、今は田舎に住みながらも個性を表現しようという人達が増えてきています。

逆に、調和を重んじる人は田舎に住む傾向が強かったのです。
それは、田舎では調和や小さなコミュニティのような集合エネルギーを表現しやすい磁場だったからです。
今は都会でそういう暮らしがしたいという人も増えています。

同じようにある職業や人間関係の中でこれまでその磁場の中でタブーとされていた制限を超えて生きたい、自己表現をしたいという人達が増えています。

そのような人達が自分の情熱に向かって生きることで、これまで制限のあった地球がより統合し進化していく手助けをしています。
これまでの制限を超えていく人達が魂の成長のために生まれてくるということはその人自身の成長だけでなく地球全体の成長にも大きく関わっています。
またそれは地球の進化がそこまで高まったサインでもあります。
そのサインの一つがあなたの中にも現れているのです。

人間さん

大切なことを言われているような気がするんだけど、もう少し詳しく説明してほしい。

地球さん

はい、喜んで。
これまでの地球は分離のエネルギーが強かったので、その状況では個性も分散していました。
ある個性の人達はあるエリアの磁場、周波数の中でしかその個性を表現するのが難しかったのです。

昔はその個性を表現しようとすることが禁止されていたような地域、職種、人間関係の中でも今ではそういう周波数の場所でもこれまでタブーとされていた個性・エネルギーを表現することに挑戦しよう、したいという人達が生まれています。

そいういう周波数でこれまでタブーとされていたことを表現することは多くの場合、はじめは困難を伴いますが、その困難を乗り越えられるという魂が地球にはたくさん生まれて来ているのです。

あなたの場合は自然に囲まれた田舎で、これまであまり多くの人がしてこなかった自己表現をするということの情熱が高くなっています。
だから、これまでその磁場では馴染みのないエネルギーの摩擦を感じている最中なのです。

同じようにある周波数の領域で、これまで馴染みのないことをしようとする時、初めは多くの人は摩擦のエネルギーをかんじます。
それは新しいエネルギーを受け入れられないような人からの批判であったり、その人の内から感じる何かしらの違和感であったりします。
しかし、それらの困難を乗り越えられれば乗り越える程、その人達自身の進化だけでなく、地球が進化していくのです。

もちろん、それはその人が生まれる前に決めた挑戦です。
なので、その人が困難な周波数の中でも自分の個性を表現することを止めることは難しいでしょう。
なぜならそれが魂の目的だからです。

人間さん

なるほど、思い当たることがたくさんある。
時々その成長から逃げたくなるけど結局同じ様な状況に戻ってきてるのもそういう意味があるのかも。

地球さん

そうです。ある宿命はたとえ場所を変えてもまた同じことが起こります。
それほど、あなたが創っている創造力はパワフルなのです。

人間さん

自分の創造力で自分がもがいてるって、なんとも滑稽だね。

地球さん

もがいているのは常に自分の表面上の意識です。
深いところでは望んでいるのでその深いところと自分の顕在意識が一致しないかぎりそれを自分の創造力として体感することはできません。
表面上では常に被害者のように感じることもあります。
自分の創造性を感じる時はその人が本来の自分を生きているというサインでもあります。

人間さん

じゃあ、逃げても無駄なんだね。
矛盾しているようだけど、逃げたいけど逃げたくないみたいなのがある。
自然が好きだし、地域の人達が嫌いな分けでもない、やりたいことはむしろここにあるから逃げるのとも違うけど、時々すごく嫌になる。

地球さん

はい、わかります。
それがあなたのやりたいことです。
全てがうまくいっているようです。

人間さん

じゃあ、どうすればいいの〜ってなっちゃうんだけど。

地球さん

まず、難しいことに挑戦しようとしているのがあなたの選択だということを知って下さい。
そして、相手や環境が悪いわけでも、あなたが悪いわけでもない。
ただそういう居心地悪い周波数を浄化しているということが起こっているのです。
浄化するということは今は浄化されていないということなので、浄化している人はある期間は居心地悪さも体感するでしょう。
しかし、あなたが本当に自分がやりたいことに向かって情熱をもって挑戦しているのならそれも長くはありません。
浄化すればする程、あなたの中からもその場所からも居心地悪さは浄化されていきます。
そして、その浄化した領域から更に地球の意識は拡大していける環境になるのです。
ご協力ありがとうございます。

人間さん

全ては地球のためなの〜?
なんだかやらされてる感があるわ。笑

地球さん

もちろん、あなた自身のためです。
常にあなた自身のために決定し行動して下さい。
それが地球や全ての人にとっても最大の恩恵になります。

人間さん

なるほど、うまいことできてるなぁ。

地球さん

そうです。究極の自然とは全てが矛盾なくおさまるところにおさまりうまくいくのです。
グッドラック!

ブログをする理由2

僕は他の人と一緒に何かをやることより 自分の感覚で物事を進めていくことばかりをしてきた

色んな要因はあったけど いつのまにかそれが当たり前な生き方になっていた

一人は気楽で好きだった

でもある時から 一人で幸福感を感じるけどその幸福感を感じていると

「なんかちがう」という違和感がでてきた

それは小さい時に友達と遊ぶことが楽しいけど あるとき世の中にはもっと広い世界があるんだということに気づき始めたような感覚に似ている

自分と他の人との境界線がなくなって来た時に 自分だけ幸せが感じるていることにまだ何かやり残しているような感覚が大きくなった


僕はとにかく何でも経験することが好きで両極端の状態や立場を経験することに喜びを感じる性質だから

今は喜びが「自分一人で生きる」ことから「人と共に生きる」という視点を体感して
「ああ この見方もあるよなぁ」と 
興味の軸がまだやっていない「人と共に生きる」ということに自然に移っていった

それから人と一緒に何かを作り上げることに取り組み始めた

やってみるとこれまで一人で生きてきたことの価値観がどんどん崩されていく

これまで自分の判断だけで生きていた人にとっては衝撃的な発見も多々ある

人と一緒に何かをやることは大変なことは予測してた以上だった

でも 逆に感動も予測以上だった

人と一緒にやることは こんなにも楽しいことだったんだと目から鱗が落ちるようなこともたくさんある

これまで一人でやることに向き合いすぎていた自分の感覚も少しずつ変化していった

今もその「一人で生きる」と「人と共に生きる」のバランスは実験段階だから
失敗して気づくこともたくさんある

僕が人と一緒に作り上げることで 取り組んでいる一つに会社内・チーム内で調和・整合して進んで行くというのがある

これまで自分軸だけで生きている時は 人と一緒にやるなら自分の感覚や価値観に近い人でないと一緒に出来ないというのが当たり前だった
自分の感覚に近い人なら相手に合わせなくても自然と一致することが多い
その中でなら他の人とも一緒に物事を進めることができた

だけど 今は全く正反対の性質の人や多様な個性が集って一つの物事を作り上げることに挑戦している 
多様性を尊重して生きることは理想でやりたいことだけど
一筋縄ではいかない

でも現実はそんな理想に向かってサポートしてくれるのか
環境や状況が多様性に向かって僕の現実に現れる 
そうするしかない人達が集って来て個性豊かな人達と一緒に物事を進めることが増えてきた
こういう環境では例えば相手の感覚を受け取りながら自分の氣持ちを伝えるということが必要になる

これまで自分の感覚だけで生きていた自分にとってはこの全く異なる生き方をしている人達と感覚を共有しながら生きることはすこぶる難しい

なれないから氣づいたら自分の感覚で生きていないということもしばしば起こる

例えば 会社や物事を進めている人が決めた判断が自分が感じていることよりも優先して生きるということを知らないうちに採用している自分にハッと氣づく

相手に合わせすぎて自分の主体性が何処かにいってしまう

この感覚は僕が子ども時代に失敗していた馴染みのある感覚だった

子ども時代は親と先生が選択することが自分の感覚よりも正しいと信じていることがよくあった
親元から離れてから 自分が学びたいところで自分の感覚で学ぶという生き方に代えて物事が上手く流れるようになった
その時 初めて自分の感覚で生きることのシンプルさと力強さを知った
それ以来 自分の座右の銘は「好きこそモノの上手なれ」になった
「自分の感覚で生きる」ということは自分には向いていて
必要不可欠だということを経験して理解した

今は人と一緒に何かを創るときも子ども時代のように相手に自分の感覚を依存しないということを大切にしているつもりだった

だけど人と一緒に何かを創っている今の環境で 子ども時代と同じように 自分の感覚より相手の感覚に委ねるという生き方を採用している自分がいるんだなぁとまた氣づく

相手に委ねた方がどこかで責任もないから「氣楽でいい」と思っているのかもしれない
相手に自分の感覚を委ねていくと どんどん自分の感覚が鈍ってくる

些細なことだったが 先日会社内で起こったのは会社の方針に感覚を委ねるということから発生した

自分の感覚を信じてお客さんと対応していれば 氣づいていたお客さんの繊細な氣持ちを見逃した

会社はどうしても利益や効率的な判断を優先してしまうことがある

結果お客さんの氣持ちの変化を会社のために利用してしまっていたことに氣づかなかった

これは些細なことで 問題としては直ぐに対処できたが

自分の感覚よりも会社や上司の感覚を判断基準にしている自分が知らない間に創られている

ん〜難しい

自分で生きることの感覚と人と共に生きることの感覚

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このバランスはたぶん成長する中で両方学んでいくことなんだと思うけど 
先日起こったことはもう少し自分の感覚を取り戻しなさい というメッセージだったのかなと思う

人と一緒にということへ挑戦しながらも 自分の感覚で生きることとのバランスをとりながら 生きていきたい

このブログは僕にとって 自分の感覚を表現する一つの大切な場になるかもしれない

酵素玄米:生きたごはん

この春から酵素玄米を家で作り始めた

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酵素玄米との出逢い】
酵素玄米はもう10年以上前から知っていて
初めて食べた酵素玄米はもちもちしていてとても美味しかった

10年前から白米をあまり食べず主に玄米を食べるように変わっていった

玄米を食べるきっかけは  
ある時から肉もお酒もいらなくなるあるきっかけがあり
その流れで白米から玄米が食べたくなった
なぜかはわからないが
無理に変えたのではなく意識が変化したら自然に食べるものも変化したというかんじだった

更にその後 母が癌になった
幸い初期症状だった母は癌の治療法を調べていくうちに体質を変えることで癌が治ることを知った
その治療法の中で言われていたのはとにかく体温を上げること
食ベものは玄米菜食がよいということだった

それは僕がその頃食べていた食事に一致していたのもあり
家族で玄米菜食になった
ちなみに母の癌は手術で摘出し2年くらいで完全に健康体に変わっていった

その頃から自分の身体が食べたいと思っている食べ物が自分の身体にはいいんだと経験的に分かってきた

玄米美味しいけど
どうせ玄米を食べるならあの酵素玄米を食べたいと思い
そのころからネットに色々載っているレシピを見たり 
知人が作っているやり方を聞きながら作っていた
今は酵素玄米用の炊飯ジャーなんかもあるみたいだけど 
僕は人からもらった古い圧力鍋を使って作っていた

僕がその当時調べた情報では
圧力鍋で炊くと確かに炊飯器の玄米モードで炊くより美味しく 
数日後には多少発酵しているようなかんじにもなるけど 
同時に固くなり 
酵素玄米にこだわって作っているお店の味となぜか全然違う 

そのうち僕が食べたあのもちもちの美味しい酵素玄米の作り方を教えている人達がいることを知った

興味はあるけど まぁ自分流でやってみようと 
10年くらいは自己流で色々炊き方 浸水の仕方 水分量を変えてみたりして食べていた


でも何回やってみても 
「ん〜なんか違う」
から抜け出せないでいた

最近 仲良くさせてもらっている絹子さんは
酵素玄米を食べているというので話を聞いてみた

絹子さんはどうやらあの美味しい酵素玄米の作り方を実践しているということで 
食べさせてもらったらやっぱり美味しい
というかエネルギーみたいなものが全く違う食べ物だと改めて感じた

これはやっぱり炊き方とかそういうことではなく
全く別の食べ物なんだなぁということが分かった

3月にその酵素玄米の作り方を教えてくれる人達が講習をするということで絹子さんと一緒に参加した

その酵素玄米は長岡式酵素玄米と呼ばれていて
絹子さんはもう20年くらいその酵素玄米を自宅で作り食べているそうだ

講習を受けてこれが自分がつくっている玄米とは全く違う作り方・食べ物だということが分かった

作り方を一通り見せてもらうと かなり厳密にそして愛情を持って作っている

「なるほどね これはしっかり習って実践した方がいい」
とすぐ分かった

酵素玄米の効果を身体で感じる】

教えてくださった新井さんや絹子さんから色々話を聞いてみると 長岡式酵素玄米の特徴は

●腐らない(ジャーに入れている状態で)
●炊いて4日から10日が食べごろ
●決められた玄米、水分、塩、小豆の量がある
●ほぼ完全食なのでよけいなおかずは殆ど必要ない
●体質が改善される

ということを教えてもらった

僕はどんなことでも人から聞いた情報は完全に受け入れる前に保留し
自分が経験して本当かどうか判断するようにしている

教えてくれる新井さん達のやってること
言っていることに僕は矛盾を感じなかったが 
本当かどうかは自分がやらないと判断出来ない

このやり方でとにかくやってみようと講習を受けた後 
酵素玄米の炊飯セット一式を購入し 
4月から長岡式酵素玄米を作り食べ始めた


僕は10年前から基本的にベジ(時々魚は食べる)
ほとんど外食もせず食材にもこだわり
出来る限り作られたものではなく材料から作るようにしている
 
ここ数年は年に数回デトックスを色々なやり方でやっていたので
僕の腸は多くの人より健康だろうと思っている

そんな食生活をしていると腸や味覚がどんどん敏感になっていく
今食べている物が身体にどういう影響を与えるか
僕が頭で考えるのではなく身体が反応するようになっていた

でも実は時々発作的に身体に悪いと分かっていても
添加物が入っているものを食べたくなることがある

近所で毎週水曜日のアイス半額デーには足しげく通い
自宅にアイススペースがある程アイスが好き
そういう時は我慢せず食べる
でも年々食生活の質が高くなってくると
それに合わせて時々食べる添加物に身体の反応も大きくなる

身体に悪い添加物とかが入っている食べ物が体内に入ると
それを出そうとして前より吹き出物が出やすくなった

20代の頃 頭皮にニキビが出やすく病院に行くと「そういう年齢ですからね」と言われて
薬を処方されていたけど 
今考えると食べ物の影響の方が大きいことが分かる
前の食生活をしていたら
多分今頃ぼくの髪の毛はなかったかもしれない

身体が受け付けない反応が出るということは
つまり初期段階で改善できる体質に変わるということだと感じる


長岡式酵素玄米を食べ始めて直に
この玄米を食べていると玄米:おかず=7:3くらいがいいと教えてもらった 

食べるのが好きな自分としては少し抵抗がある

でも習った通りの方法で酵素玄米を食べると変化が起こった

内側から満足感が出て来てあまりおかずを食べなくてもいいなという感覚になった

それまではお米が好きなので 
こってりしたおかずを食べると玄米もたくさん食べていた 

数週間この酵素玄米を食べると
酵素玄米だけで満たされてるかんじがある
完全食という意味が身体で体感出来たかんじだった

【食べた後の身体の変化】

数日後 僕の敏感な腸がかなりゆるいかんじになった
軽い腹痛くらいいつも腸がグルグル動いていた
僕は年に数回デトックスするので敏感に感じるが
これは腸が不純物を出そうとしている感覚に似ていた

数週間後 僕の腸が変わったのを確認した

僕は無理に健康的な食事をしているわけではなく
食べたいものを食べていたらそれが健康食だっただけで 
食べたくなったら添加物のものでも食べていた

そんな添加物入ってる食べ物が食べたくなる時は
だいたい「頭で最初に反応している」

「頭」に合わせて「胃」も反応して「頭」と「胃」が連動し始めると
もはや欲求は大きくなり
身体に悪いと分かっていてもジャンクフードを食べたくなることが時々あった

その時 「腸」を感じて話しかけてみると「腸」は「いらないよ」
と言っている
「すまん」と思いながらも 
食べたくなったらジャンクフードを食べていた

そして食べた後に自分の身体が悪いものを外に出そうとして身体に反応があって
「またやってしまった」
となる


長岡式酵素玄米にして大きく変わったと感じているのは

これまで「脳」「胃」が連動して欲求として反応していたものが
「腸」の声がさらに大きくなった

「胃」はその「腸」と仲良くなって 
「腸」「胃」が連動するようになった

つまり
「脳と胃」のカップ
から
「腸と胃」のカップ
みたな身体的感覚へシフトしていった

これまで無性に食べたいと反応していたものが今のところ出る気配はない

まず「胃」が反応していないのが大きいと思う

「脳」は相変わらず過去の記憶と結びつけて
反応することもあるが
それに「胃」がついていかないような感覚だ

彼らは別れたのだ

「それ 必要ないっす」
「胃」から言われた「脳」
食べたくても「脳」の反応だけでは身体に入れることも出来なくなっている

身体革命が起こった

【アップデートされた食生活】

家には常に酵素玄米が2升ジャーに入っていていつでも食べられのもいい

腐らないし固くならないこの玄米は
できるだけ長く置きたいくらいだけど
食べてしまうので直ぐなくなる

ジャーの中には発酵の日を変えて
今炊いたもの 3日前のもの 5日前のものと日毎に分けて常時保温している
少なくなったらどんどん追加していく

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無理はしたくないので
食べたいものを食べるし
外食もする

しばらく酵素玄米を食べてない時が続くと
身体が前の状態に戻るので
やっぱりこの状態が酵素玄米から作られているということがよく分かる


慣れてくるとこれが当たり前になってこれまでの変化も忘れてしまうと思うので
今が一番変化に氣づいているときだと思う
美味しいだけでなく
ここまで身体が変化するとは思ってもみなかった

4月からお米を自然農で作り始めたことと長岡式酵素玄米を食べ始めたこと 
図らずもお米との関わり方が一変している


yokumiru.hatenablog.com


特に意識して変えたわけではないけど
現実がこういう風にシンクロして動いているときは
自分にとって何か意味があることなんだとおもう

今後どうなっていくか楽しみなお米とのつながりが始まった

山間の釜炒り茶

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この地域は四方を山に囲まれて日照時間も少なく
朝晩の寒暖の差で朝霧もよく出る

そんな気候条件がお茶栽培に適しているようでお茶農家さんが多くいる
昔から山間部のお茶は美味しいと言われている
それは寒暖の差がお茶のうま味や甘みをつくり
朝霧が渋みを抑えて美味しいお茶をつくるからだそうだ

地域によってはそれを人工的に操作してその環境に近づけるが
山間部のお茶は自然にその環境が作られているので自然と美味しいお茶が出来る環境にある

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美味しいお茶が作れても山間部の傾斜地は農家さんにとっては決して生産しやすい環境じゃない
集落も高齢化していくと昔はお茶栽培していた人達のお茶畑は耕作放棄地にされているか
自宅で飲む分だけのお茶を作り続けている農家さんが増えてくる

僕はもうお茶を出荷するためには作らなくなくなった仲良くしている近所のゆきちゃんのお茶を毎年摘ませてもらっている
出荷用には管理されていないお茶畑なので奇麗な刈り慣らしはしてないけど 
無農薬 無肥料で美味しいお茶を自分たちが必要な分だけ採れるので一年分のお茶(釜炒り茶)と紅茶を作るのが毎年の恒例だ

【釜炒り茶の作り方・飲み方】

1:摘む

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お茶は一芯三葉と言われている新芽の部分を摘むのが基本だ
でも 固くない黄緑色の新芽であれば気にせず摘んでいる

2:炒る
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お茶の葉が1/3になるくらいまで焦げないように気をつけながら奇麗に洗った鍋で炒る

3:揉む
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お茶が熱々のうちに奇麗な手で揉む
揉むうちに一まとまりのお茶の葉の束のようになり
一つひとつがこよりのように縮れてくる


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4:天日干し
乾燥が未熟だと保存するとカビるので十分乾燥させる
日中は干し夜は家に入れるを繰り返す
なので摘み取った後晴天が続く日に摘み取る


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5:飲む
そのままお湯を注いで飲んでも美味しいけど
この地域の人は飲む前に少し炒ってほうじ茶のようにして飲む人もいる
不思議とフルーティーな味わいになる
熱くなると朝に入れたお茶を冷めるまでお茶の葉を入れて冷たいお茶としてよく飲んでいる

例年この釜炒り茶を作った後は同じ茶葉で紅茶を作る
お茶は同じ葉っぱでも作り方で色々な飲み物ができるので試してみよう

ヒノキの村長

二名良日さんのリース作りのワークショップに参加した

二名良日・関西アウトドアーズスクール公式ウェブサイト Yoshihi Futana Official Website



探検植物作家の二名さんはもう半世紀もリースを作り続けているらしい

「なんで作っているのか分からん」といってひたすら色んな種類のリースを作っている

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僕    :「この輪っかのカタチに行きつくまでに他にも色々なもの作ってみたんですか?」
二名さん :「最初から輪っかです」「僕にとってはご神体みたいなもの」

聞くと 人とのコミュニケーションは苦手て植物ばかりを相手にしてきたらしい

時々挟む二名さんのおやじギャクに 僕はなぜだか植物のような力強さや
自分と同じニオイをかんじた(僕はおやじギャクは言わないけど)

親しみを込めて二名のおっちゃんと呼びたくなる

その日のワークショップではヒノキの輪っかをこしらえた

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作り始めたらもう黙々としゃべることなく夢中になる

そのワークショップ前に 鼻の奥で感じていた風邪のひき始めのような熱が
2時間夢中でヒノキの輪っかを作っていたら何処かに行っていた

できた輪っかをみてみると 二名のおっちゃんが何でか分からんが輪っかを作り続けている理由が少し分かった気がした

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今は家に飾られたその輪っかは昔からそこにあったように徐々に風化していき
部屋を見守っているムラオサのような存在感を漂わせている