97歳のチドリさんの手前味噌の知恵
ご近所さんで、実のおばあちゃんのように仲良くしている97歳のおばあちゃんがいる。名前はチドリさん。
以前にも紹介したおばあちゃん。
葛で遊ぶ - よくみる
チドリさんは、子供のころから何でも自分で作ってきた。
例えば学校へ行くのに、山道を何キロも歩いて通っていたそうだが、その履物である草履は毎晩手作り。
藁草履を作っては、数日で履きつぶし、また作る――そんな生活をずっと続けてきた。
靴を買うようになってからは草履を自分で作る必要はなくなったが、それでも、子供の時から履き慣れた草履の方が気持ちいいみたいで、今でも冬でも素足で草履を履く方が好きだと言う。
そして今でも手作りの草履を作り、履き続けている。
「昔はお金がなかったけんね」と苦労話を笑って話すチドリさんは、家の着物を仕立て直して洋服を作り、山から取ってきた蔦で籠を編み、家で栽培したお茶で一年中お茶を飲み、お米を作り、味噌を作り、山を整備して栗を作り……気づけば生活のほとんどを自給自足でまかなえるようになっていた。
昔の人はそんな暮らしをみんなが当たり前にしていたそうだ。
その中でもチドリさんと亡くなったご主人はこの地域でも有名なご夫婦だ。
今ではチドリさんが拾い集めて、育てたお米が品種登録されて、地域のあらゆる商品の原材料になっているのはここら辺では有名なお話。
そんな話を聞くのが面白くて、時々チドリさんの家を訪ねては話を聞き、作ったものを見せてもらっている。
話を聞くたびに、今では誰も実践していない面白い知恵やこれを受け継いでいる人たちがこの地域でも殆どいない現状を知り、この知恵を次の世代にも引き継がなくては!と勝手に使命感にかられ、最近ではチドリさんの話を記録に残し、作り方も他の人に共有できるようにしている。
その中のひとつが、味噌作りだ。
手前味噌の文化とチドリさん流のこだわり
昔の家では「手前味噌」という言葉があるように、各家庭で味噌を作り、その味を他の人にも食べてもらっていたそうだ。
チドリさんの味噌は特に評判で、何でもこだわってしまう性格から、他の人がやらないような方法で味噌作りをしてきた。
味噌作りのもとになる麹は、今では味噌作りをする人でも、麹だけは買うのが一般的みたいだが、昔は各家庭で作っていた。チドリさんの麹作りは特に面白い。
材料となる大豆や米や麦は、もちろん自分で栽培したものを使う。この地域では今では麦を作る人がほとんどいないが、昔は麦の方が簡単に作れたため、麦麹の方が一般的だったという。チドリさんは米麹と麦麹を半々ずつ使う。
そして、他ではあまりやらない方法として、麹作りの途中で炒った大豆を石臼で擦って混ぜる工程を加える。

「その方が香ばしい香りがついて美味しくなる」とチドリさんは話す。
何年も麹作りをしてきて行き着いた知恵で、実は近くの麹屋さんもそれを聞きつけて、昔見学に来るほどだったそうだ。

麹作りの時期と自然の力

昔は今のように電気で簡単にできる温度管理設備もなかったため、自然の気温で麹を作るのに最も適した時期を選んでいた。チドリさんによれば、4月から5月の梅雨前と、秋の9月から10月が麹作りに良い季節だという。「味噌作りは茗荷の花が咲く頃に」というのが味噌を作る話を聞いているといつも言っていた。
麹作りは「一から菌を育てる」ような作業。
今では種麹が市販されているが、昔は誰も買って作る人はいなかった。
驚くことに、種菌すら使わなかったそうだ。
「蒸した米を置いておくことで自然に麹を育てていた」という話をきて驚いた。
それくらい日本には麹菌が空気中に溢れているということだろう。
長年麹を作ってきた部屋には、すでに多くの麹菌が住み着いており、それが自然に繁殖するのも手助けしてくれているとは思うけど、それくらい日本人と麹菌は切っても切れない縁で結ばれているんだなぁと教えてもらった。
チドリさんの麹作りは先ほど書いたように、ここにさらに工夫を加える。
蒸した米と麦に、一度釜で炒った大豆を石臼で挽いたものを混ぜて麹を作るのだ。
こうすることで、米と麦の香りに加え、大豆の香ばしさが麹全体に広がる。
味噌作りの工程
こうして3~4日かけて麹ができたら、いよいよ味噌作り。

まず大豆を茹で、程よい柔らかさになったらそれを取り出しすり潰す。
昔は臼でついていたり、手動のミンチの道具を借りて作っていたそうだ。
そのミンチにした茹で大豆と「種水」と合わせる。種水とは塩と茹で汁を合わせたものだが、チドリさんは天然水を一度沸かし、そこに塩を加えて使っていたそうだ。
わざわざ天然水を使っていたのではなく、水道がない頃の作り方なので、天然水しかない。だから一度必ず沸騰したものを使うのが鉄則だった。
すりつぶした大豆にできたばかりの合わせ麹と種水をよく混ぜ合わせ、カビが生えないようによく密閉して、軽く塩をふった容器に入れて熟成させれば完成。

これがチドリさんの「手前味噌」だ。
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おわりに
チドリさんの味噌は、単なる保存食ではなく、長年培われた暮らしの知恵と手間の結晶だ。
今年は念願のチドリさんの手前味噌を一緒に作り今熟成中。
チドリさんもやり始めると今でもこだわりが強く、自分で作った大豆で味噌を作りたいということで今来年の味噌作りに向けて大豆を栽培中。
今回味噌の作り方を動画にも収めたので、興味のある方は見てください。
簡単な作り方レシピも載せておきます。
【麹作り】
1日目
- 味噌作りに使う材料を準備。全ての道具、部屋を清掃しカビや埃などが出来るだけない環境を作る。
- 炒り大豆を作り、石臼で細かくすり潰す
2日目
- お米、麦など麹を作る材料を浸水させる。(一晩)
3日目
- 麹の材料を蒸す(今回は米のみ)
蒸した米は柔らかすぎになることはないが、芯が残らないくらいには蒸す必要がある
- 蒸した米を人肌より少し温かい(45度〜38度)くらいまで冷ます。温度が高いと種菌が死ぬので注意。(今回は購入した種菌を使った。)
- 蒸したお米と1日目に炒って、すり潰した大豆と合わせ、そこに種菌を全体的にまぶして、寝かせられる容器に広げる。(むろ板など)
(ちなみに、今回は外気温:8時13度、12時24度だった)
4日目
- 麹温度チェック(できれば2時間毎くらいに)
麹の理想的な発酵温度は 35〜45℃ 。
これ以上上がると菌が死滅し、25℃以下に下がると発酵が鈍くなるので注意。
- 温度が高くなりすぎた場合は、麹をほぐして厚みを薄くしたり、扇風機や冷たい布で軽く冷やす。
- 温度が低すぎる場合は、毛布や布で覆って保温する。
- 香りのチェック:ほんのり甘く香ばしい香りが出てきていれば順調。酸っぱい匂いやカビ臭がしたら、温度・湿度が不安定になっている可能性がある。
- 見た目の確認:米の表面にうっすら白い綿毛状の菌糸が伸びていればOK。
5日目(時間ではなく、菌の状態により期間は前後する)
- 再び温度チェック。
- この段階で麹の中まで菌糸が入り、指で割ると中まで白くなっているのが理想。
- 甘みがより強くなり、香ばしい香りがはっきりしてくる。
- 温度は依然として35〜45℃を保つ。
- 過発酵を防ぐため、必要に応じて麹を手でやさしくほぐす。
6日目(完成)
- 麹全体がふんわり白く覆われ、甘い香りと少しナッツのような香ばしさがある状態が完成形。
- 広げて室温で冷まし、必要に応じてすぐ味噌作りに移るか、短期保存する場合は冷蔵または冷凍する(常温放置は過発酵の原因になる)。
- この麹を使って、すり潰した大豆・塩・種水と合わせ、味噌仕込みに入る。
⚫︎麹材料
米5キロ
種菌:100gほど
出来上がりの米麹5キロ
炒り大豆は目分量:大豆1〜2キロほど
【味噌作り】
麹完成後
- 前日に大豆を浸水させておく
- 種水用の水を沸騰させておく、その時に分量の塩から塩を適量混ぜておき、塩水を作っておく。種水の水は大豆の茹で汁でもOK。
今回に味噌の量は大豆3キロで作る
- 大豆を茹でる2時間ほど、アクが出るので、随時とる
指で潰せるくらいまで柔らかくする
- ミルやすり鉢など大豆をペーストにできるものですり潰す
- すり潰しただいす、麹、種水を手でよく混ぜ合わせる
- 合わせたもので団子を作り保存の容器に出来るだけ空気を入れないようにピタッと味噌を詰める(味噌と酸素が触れるとカビの原因になる)
保存容器はよく洗い、アルコール度数が高いアルコールで内側を消毒すると良い
- 味噌を敷き詰めたら、最後上に塩をパラパラ撒いて蓋をする。
- 容器の口はより空気が入らないように、ラップなどで空気が触れないようにする
- 味噌の容器はあまり、ジメジメしない冷暗所で数ヶ月保存する
食べる人は1ヶ月くらいから食べ始める人もいるし、数年寝かせる人もいるのでそこら辺はお好みで
⚫︎味噌材料
出来上がり15キロ
米麹6キロ
大豆3キロ
塩1.8キロ(塩分12.5%)
種水用の水も適量。味噌の柔らかさになるくらい。大豆と合わせた時に団子が作れるくらいの水分量にする。今回は2升くらい
流れるように導かれた氣功の学び場
不思議なご縁と氣功との出会い
いろいろなご縁があって、氣功を習い始めた。
その氣功の先生は、もともと母が治療のために通っていた治療院の先生だった。
僕も農作業で、時々疲労が出たときにお世話になっていたくらいの関わりだった。
半年前、年に一回の瞑想期間があり、その期間までに試しにつけていた腰痛矯正バンドが、逆に腰に負担をかけていた。
瞑想期間中は、身体的な痛みはあまり気にならなくなるが、瞑想が終わると、まともに寝られないほどのひどい腰の痛みが襲ってきた。
仲のいい整体師さんに、その状況を伝えて、「どんな治療が合っているか?」とアドバイスを聞いた。
いくつか提案してくれた中に、「氣功もいいですよ」という話があって、瞑想明けすぐ、その治療院に駆けつけた。
治療の先生・安原さんは、いつもそうだが、特に診断をすることはない。
その人の立ち姿、顔色、雰囲気などをぱっと見て、
「やあ、ようきたなぁ。久しぶりやなぁ」
とか、世間話をしている間に、
「はい、横になって」
と言って、治療が始まる。
この腰痛の時も、症状を詳しく説明はしなかったが、治療が始まった。
ただ、「腰が痛い」ということだけは伝えて治療が始まったが、一向に腰を触る気配はなかった。
全く別の身体の場所に触れて、少しだけ腰に触れる程度の治療を30分ほどしてもらった。
すると、症状は少し楽になったような感覚があった。
治療後もしばらく、腰に押されているような刺激が残っていた。
治療中はいつも心地よいので、「少し楽になったかな」という感じで終わり、その後、様子を見ることになった。
その日は痛みも気にならないほどで、次の日には気づいたら、腰痛がほとんど出てこなかった。
氣功が本当に人を癒す力があるということを、今回初めて身をもって体験した。
僕はその治療効果そのものよりも、「見えないヒーリング」という現象に、とても興味があった。
普段、健康体質の僕にとって、体調が悪くなることでその効果を体験できたのは、貴重な経験だった。
その1週間後、少し残っていた違和感があったので、再び治療をお願いし、その様子を観察しながら、安原さんの話を聞きに行った。
僕が治療の効果を、興奮気味に話していたので、
「習いに来るか?」
と言ってくれて、僕の氣功の学習が始まった。
実は、初めて行った日から、
「あなたは素質があるから、学んだらいいよ」
と声をかけてもらっていたが、もともとベースが健康体なので、やってもらった後は「気持ちいいなあ」くらいの感覚で、治療というよりは氣功そのものへの興味が大きかったので通院していた。
しかし、これほどまでに効果があるということは、自分の腰の痛みがなければ、実感することはなかったと思う。
安原さんは、「氣功はテクニックを教えるものではない」と以前から話していて、だから弟子は取らないとも言っていた。
そんなこんなで、「習わない氣功」を学ぶことになった。
安原さんは、以前からいろんな人に「本を書いてみませんか」と言われていたそうだ。
しかし、「氣功は教えるものではない」という考えがあるので、言葉として残すことをしてこなかったそうだ。
僕は代わりに、言葉で伝えることはできないけど、自分が習っている体験記ということで記録していきたいと思った。
新たなはじまりと氣功の場
ということで、年明けから安原さんのところに、月に一回ほど、治療と氣功の学習に通うことになった。
始まりは、1月11日。
行くと安原さんは、
「1はスタートの日。111、今日来たのは偶然ではないよ」
そんな話からいつもスタートする。
僕が「この日行きたいです」と伝えると、安原さんが興味がありそうな他の患者さんにその日程を伝えて、氣功を学ぶことを共有してくれて、興味がある人がそのタイミングで参加してくれる形になっていた。
その日は、2人の女性と一緒に、安原さんの話を聞くことになった。
安原さんは、なんでも自分で作ってしまう人で、治療に行くと、いつもお手製の料理をご馳走してくれる。
普通のレシピではなく、いつも安原さんの工夫が入っていて、地元の食材や季節の素材を生かした料理だった。
ものづくりも、なんでもする人で、凝り始めると、研究者のようにずっと探求する性格。
小さい頃から、目に見えない振動や波動に興味があったようで、その延長線上で、部屋には直したスピーカーが大量に並んでいたりする。
「氣」の流れと現代社会
「氣功の世界は、物理現象とは逆ながよ。」
「邪気、邪念、思考があると、「あるがまま」が感じられなくなる。」
「氣の流れ、氣流を止めるものは、固定観念、マニュアル、『ねばならない』という考え方だよ」
と安原さんは話してくれた。
「本を書くことや、やり方を教えるということが、その固定された見方が氣流を止めてしまうことにつながる」ので、それができないのだとも言っていた。
また、こんな話もしてくれた。
「今の建物は、土台をコンクリートで覆ってしまっている。地表からの氣の流れが遮断されてしまっているから、新しい家には氣が流れないことが多い」
そう言って、
「自分はこの家をセルフビルドで作った。昔のように、石の上に柱を立てただけの土台にして、氣が流れるようにした」
と話してくれた。
治療の場に流れる氣
この治療院が、氣が流れているのか、僕にはわからない。
でも、行くと、患者さんと穏やかにおしゃべりしていて、多くの人がリピーターだった。
「治療、対話、仕事、すべての掛け合いに氣がある」
僕がこれから学んでいく氣功は、単なるヒーリングを学ぶものではなさそうだ。
腰痛をきっかけに出会った、氣功という世界。
最初は治療としての効果に驚き、その後、その「見えない力」への興味が深まった。
安原さんとの出会いと治療、そして不思議な学びの場。
それは、僕にとって新しい世界への扉となっている。
これからも、氣功を通じて、どんな体験が待っているのか。ゆっくりと言葉にして、残していきたい。
AI時代をどう生きるか:感覚を取り戻す旅人
【AIが暮らしを変えるスピードと可能性】
ここ数ヶ月AIを使った仕事の改善を行っている
対話 動画 音楽 画像 ライティング
すでになんでもできる優秀な相棒になりつつある
PC一台あれば 世界のどこにいても仕事ができる幅がますます広がってきた

実際に AIを学び始めてわずか3ヶ月で AIを活用した副業を今月からスタートできることに
技術の進化は凄まじく 数ヶ月でここまで変わるのかと驚いている
たった数年 数ヶ月でAIがこれくらい飛躍するなら
前の時代がどうやって暮らしていたか忘れてしまうくらい
あっという間に現代人の暮らしもうつり変わるだろう
私たちは 車や飛行機がない時代を想像できない
しかし僕の近所のおじいちゃんおばあちゃんは牛や馬を使って暮らしていた

一度便利さを覚えてしまった人々はわざわざその便利さを手放すことはしないだろう
【便利さとの引き換えは「人間の感覚」】
便利になるのは悪いことではない
僕自身も暮らしが楽になるなら便利なものは積極的に活用している
でも 便利にしていくことで失うものがあるのも感じている
それが「感覚」
僕の暮らしは一般的な都会で暮らしている人たちが忘れてしまったわざわざ不便なことをしている
水は山から汲んでくるし
田んぼはほぼ全ての作業を手でやり 種を継いで8年自然農の田んぼを作っている
春になればスーパーで野菜を買うよりは周りの野山から山菜や野草を取ってきて食べる方が好きだ
この生き方のベースには「不便の中にある気持ちよさを楽しむ暮らし」があるけど もっと大切な目的がある
それは 「便利さによって鈍っている自分の感覚を取り戻すこと」
人類の文明の進化とともに失っている「感覚」がたくさんあるのをこの暮らしの中で実感している
進化の中で 自分の感覚でやっていた暮らしを便利な道具にその感覚を任せるのだから
その人たちが身につけていた感覚はその道具が引き継いていった
代わりに人は自分の持っている感覚を失う
僕は昔の暮らしをしていた人たちのコミュニティの中にいるからそれをよく実感する
彼らは僕にはない感覚を持っている
90近い隣のおじいさんが毎日のように山をひょいひょい歩いていく
歩き方を知っているのだ
代わりに現代人は疲れないための道具や移動手段を手にする
どちらが良くて どちらが悪いということではなく
ただそうなのだ
山登りで思い出したので
山に関わる僕の経験を一つシェアします
【ヴィジョン・クエスト:山と魂の対話】
僕はこれから人生どう進もうと考えていた20代の頃 スイスを一人旅していた
たまたま宿泊していたスイスの山の中腹の宿で目覚めの後 気持ち良かったからそのまま引き込まれるように散歩をした

その日は晴天でアルプスの雪と青空が心の不安を消してくれるようで気持ち良かった
このまま進んでみようと寝起きの格好に防寒したくらいの軽装備でテクテク雪道を歩いて行った

歩くと 雪は深くなるがまだ見たことない風景が広がり
その先まで行きたくなり 更に登って行った
その目的地まで進むと更に風景が壮大になっていく
行きたい目的地を決めてまっすぐ進み続けていると
気づいたら目的に夢中になって目の前に高い山があり進めなくなっていている自分に気づいた

これは今の僕の人生を見せてくれている
山が教えてくれている
と直感した
後で知ったが
これは「ヴィジョン・クエスト」と呼ばれる儀式に近いもので
ネイティブアメリカンが自己の内面と向き合うために行っていたものらしい
歩けば歩くほど
人生でこれからこういうことを経験するんだなと実感した

結局僕は朝から夕方まで無心に雪道を登った
帰ることを全く考えてなかったが
山頂が見えてくるほど登った時に頂上にロープーウェイがあることに気づいた
それを目指して登り切った

山頂に到着し
美しい夕日が登って写真をとっていると
「最終便でるよ」と係の人が声をかけてきた
山頂に到着して1分後に最終便が出発した
自分の人生の終わりはこんな形だなと分かった
これは地球と僕との対話だった
【AIが与えてくれない「経験」という財産】
AIは 知識や情報作業の自動化 では素晴らしい力を発揮する
でも “経験”だけは決して代わりに得られるものではない"
山の山頂に行くのが目的なだけなら
ヘリコプターで行けばいい
自力で行くのは疲れる
そこで経験することのが目的なら
多少疲れても歩いて登ることはそれだけの経験をする価値があるのかもしれない
山での一歩一歩の疲れ
夕日に照らされた空の色
胸にこみ上げてきた感情
これらはデータではなく 魂にしか刻まれない感覚だ
魂にとって最も大切なものは 「経験」そのもの
検索すれば答えがすぐ見つかる時代だからこそ
「自分で感じ 歩き 探していくこと」を意図的にやっていく必要がある
【便利な時代にこそ「感覚」を手放さないために】
例えば昔の人はこんな感覚で生きていたんだと思う
もっと自然と繋がり
自分の感覚を最大限使っていた
直感も冴え渡り
自分がどの道を進むべきか魂に問う方法を知っていた
AIを使うことは これからますます当たり前になっていく
僕も積極的に使っていくし それを否定するつもりはない
でも それでも忘れてはいけないのが
人間には元々AI以上に優れた「感じる力」「直感」「魂の感覚」があるということ

それを使わなくなれば やがて本当に失ってしまう
分からないことは自分の感覚を開けば宇宙や地球が伝えてくれるのを感じることができる
だから 便利な時代を生きる私たちこそ
意図的に「感覚を鍛える時間」
を日常の中に取り戻す必要がある
わざわざ不便な暮らしをしている僕は その感覚がいつもそばにある
同じように一人ひとりの暮らしにもその人が大切にしている感覚を鍛える暮らしがある
便利さと自分の感覚の両方と向き合いながら生きていくことが
これからの時代を豊かにする鍵になる
【旅するように、感覚とともに生きる】
僕は対極の経験に足を踏み入れるのが大好きだ
だからAIを山の中の暮らしで使うというのはとても面白い
「便利さと不便さを行き来する旅人」とAIにネーミングされた

悪くない
どちらか一方でなく 行き来しながらバランスをとる
そんなバランス棒を持って今の不安定な時代を楽しんで旅してみたい
AI時代の処方箋:感じる力が人生と不安を変える本当の理由
⚫︎不安のお薬シリーズのこれまで
不安になった時のお薬として、どうやって対処するかを書いてきました。
自分なりに伝えたいことをいろいろ書けたので、そろそろこのシリーズも終盤です。
ここまで書いたことで不安になることをある程度脱出したことを想定しています。
もし不安の要素の方が強い方がいたらこれまで書いたことを読んでみてください。
そちらに解決方法が書いています。
不安の症状が起こったら - よくみる
ここから先は不安を超えた先にある “ボーナスステージ” のようなお話です。
ここからは、実践している人だけが感じられる「本来の力」について掘り下げていきます。
⚫︎「感じる」を実践すると、あなたの本当の力が動き始める
感じる力を実践すると
本来の自分の力が発揮されます。
人は本来、“考える”より“感じる”生き物。
しかし現代生活を普通にしていたら「感じる」が麻痺していくようになっています。
それはこれまでここで散々書いてきたので繰り返しませんが
不安になる人が増えているとしたらそのために起こっています。
例えば、私たちは教育で「正解」を求められ、社会では「効率」が重視されます。
その中で、「感じる」ことは非合理で、後回しにされがちです。
だから、あなたがもし感じることが苦手でいつもいろいろ考えていたらそれはこの社会で普通の暮らしをしていたからです。
しかし、だからこそ「感じる力」はこれからの時代にこそ必要とされるのです。
自分で社会に委ねるか、自分の意志で生きるか、まず決めましょう。
少しでも感じて生きることを実践して生きれば
あなたは自分の力を最大化させて生きています。
実践するとあなたが一番実感すると思います。
⚫︎「感じる力」がもたらす副作用:それは“インスピレーション”
感じる力を日常に取り戻すと、あなたの中に自然と芽生えてくるものがあります。
それが「インスピレーション」です。
この力は、ただの思いつきではなく、**あなた自身の深い部分と世界の流れが共鳴したときに降りてくるヒントのようなもの**。
インスピレーションを使っている人は、自然体で創造的に生きています。
使っている人は当たり前に使っていて
使っていない人は当たり前に使っていません。
一方で、その存在に気づかないまま「運がよかった」「偶然かな」と見過ごしてしまう人も少なくありません。
でも、それは「使えない」のではなく「気づいていない」だけなんです。
今では社会で普通の暮らしをしていたら、気づきは麻痺していきます。
当たり前の環境なのであなたの宝は自分で磨いていくしかありません。
この能力は感じることを日々使っている人に起こります。
まずは感じる力を鍛えてください。
インスピレーションは緩んでいる時でないと目の前にあっても気づきません。
インスピレーションを使い始めると、いつもインスピレーションに囲まれていて、シンクロニシティばかり起こるようになります。
🔍シンクロニシティと脳科学
スピリチュアルな話のように聞こえるかもしれませんが、これは心理学者ユングが提唱した「シンクロニシティ(共時性)」という現象でも説明されています。
・パターン認識:人間の脳は、関係のない情報の中にも意味を見出す力があります。
・確証バイアス:自分が信じていることに合った情報を無意識に集めてしまう傾向。
セレンディピティ:偶然の中に価値ある発見をする力。
つまり、「感じる」ことを実践していると、世界からのヒントに自然と気づきやすくなるということを科学的に分析するとこんな感じです。
まあ 科学で証明されるのは時間がかかるので自分で実践して実感した方が早いです。
⚫︎「感じる」を取り戻すには、朝の時間が最適
心に余裕があって、体が緩んでいる時はインスピレーションがおりやすいので、その余裕のある時間にやりたいと思ったことをやってみて下さい。

朝の時間を「感じる」練習に使ってみるのがおすすめです。
たとえばこんな過ごし方があります:
・ ゆっくり朝食をとる
・ 植物に水をあげる
・ 朝風呂に入ってリラックスする
・ 自由にノートに書き出す
・ 瞑想して心を整える
その時に「なんとなくやってみたい」と思ったことがあれば、それはあなたの内側からのサインです。
それを無視せず、行動してみることが、インスピレーションとの連携を強くしてくれます。
朝の静かな時間は、外のノイズが少なく、自分の感覚に集中できる貴重な時間。
夜のスマホ時間を1時間削って、ぜひ朝に充ててみてくださいね。
⚫︎日中こそ「感じる」を実践するトレーニングタイム
日中はどんなふうに過ごしていますか?
多くの人が、仕事やタスクに追われ「考える」ことに偏りがちだと思います。
もしあなたが「考えること」が多い毎日を送っているなら、そこに少しずつ「感じる」を取り入れてみてください。
これは、インスピレーションを受け取るためのトレーニングにもなります。
そしてその感覚が強くなっていくと、自然と「シンクロニシティ(意味のある偶然)」があなたの味方になってくれます。
⚫︎感覚を呼び覚ます“食の時間”
「感じる」を日常に取り入れる第一歩として、とても効果的なのが“食”を味わうことです。
当たり前のことのように思えるかもしれませんが、実は現代人の多くが“食べる”という行為をただの栄養補給やタスクとして処理しています。
まずは、今何が食べたいかということを感じることからです。
といっても、高級な料理を食べるということでなく、あなたがその時食べたいものを食べるのです。
高級料理を食べるようにいつも食べているものを味わってみてください。
食べないといけないから食べるとか、
時間が来たから食べるとかではなく、
出来るだけ食べたい時に食べたいものを食べるように、自分ができる範囲で食の「感じる」の探求をしてみてください。
食事は本来「感じる」ための絶好の機会です。
あなたの心と体が“今、食べたい”と感じているものを選び、味わって食べること。
アーティストの横尾忠則さんも、食べることと創作することには似た感覚があると話していました。
僕自身も同じように感じていて、「感じたい」「食べたい」「作りたい」という衝動はすべて同じ神経回路を使っているのではと思っています。
衝動があり、感じて、表現するこの流れは何で表現していても一緒です。
この流れの中にインスピレーションがあります。
生きることがアートであるなら、食もまた日常のアート。
その瞬間を丁寧に味わうだけで、日常がぐっと豊かになります。
スマホを見ながら、仕事をしながらの「ながら食べ」とはまったく違う体験になるはずです。
そんな感じで自分の1日をよくみてアップデートしてみましょう。
⚫︎「感じたい」ことを見つけて、自分の時間を彩る
ここまでで「感じることの大切さ」は伝わっていると思いますが、ひとつ注意点があります。
それは、「感じる」をタスクにしないこと。
仕事や勉強をタスク化してきた人はTO DOリストを作り、仕事をするのが得意です。
そういう人は目的と方法を混同しないように気をつけてください。
感じることを無理に“やらねば”と思ってしまうと、それはすでに“感じる”ではなく“考える”に戻ってしまっています。
感じることは、楽しみながら、自分がやりたいと自然に感じることから始めるのが一番です。
たとえば…
・ 歌うのが好きな人は、歌の時間を1日の中に作ってみる
・ 食べるのが好きな人は、しっかり味わう時間を確保する
・ 本を読むのが好きなら、リラックスして読む時間を楽しむ
やっている行為が左脳を使っていることでもあなたがリラックスできればそれで100点です。
大事なのは、その行為が右脳的か左脳的かではなく、あなたがリラックスして楽しんでいるかどうか。
どんな小さなことでも構いません。
1日の中に、あなたが心から楽しめる「感じる時間」を作り、それをできるだけ長く続けていけるように、あなたの創造性を使ってみてください。
その積み重ねが、インスピレーションを受け取りやすい“体質”を育ててくれます。
⚫︎AI時代は「感じる人」が求められる
ここからはちょっと未来の話をしましょう。
これから、私たちの生活や仕事にどんどんAIが入ってくる時代になります。
そしてAIは、「考える仕事」をどんどん代行してくれます。
これは一見すると、自分の仕事が奪われるように感じるかもしれません。
でも、裏を返せばそれは、
「人間はもっと“感じていい”時代が来た」というサインでもあります。
これまで「考えること」に偏っていた世界は、ここから「感じること」に重心を移し始めます。
そんな時代だからこそ、「感じる力」や「インスピレーションを信じる力」は、ますます必要になってくるのです。
⚫︎誰にでもインスピレーションはある。気づくだけでいい。
インスピレーションは特別な才能ではありません。
自分の能力を超えたような発想やアイデアが出てきたり、一見奇跡に思える現象は誰にでもいつでも起きています。
誰にでもすでにあって、ただ「気づけているかどうか」の違いだけです。
気づけるかどうかは先天的な能力ではありません。
その人がどういう状態でいるかの方が遥かに大きな要因になります。
気づいている人はその状態が当たり前なので、いつもアイデアに溢れているように見えて、気づいていない人は自分にそういう才能がないと思い込んでいます。
子どもはみんな才能の塊で、可能性ばかり見えています。
大人の恐れや強制の教育がなければ誰でもその才能を伸ばします。
もちろん子ども自身も自分で選択できますが、親や学校の環境から影響を受けるのが子どもです。
その連鎖によって今の世の中を不自然な社会にして、人間が自ら作った鳥籠計画みたいな環境にいます。
それを断ち切れるのが、あなたの現在地です。あなたが気づいたらあなたの周り、あなたから先のから確実に変わっていきます。
⚫︎まとめ:これからの人生に必要なのは「感じる力」
AI時代にこそ、必要なのは「感じる力」です。
不安な人が増えているのはこれから向かえる時代に備えて起こっているのかもしれません。
AIが加速的に進化していくこれからの時代、“考える”ことの多くはAIに任せることができるようになります。
それは、私たち人間がより「感じる」ことにフォーカスして生きられる時代の到来でもあります。
感じることは、何も特別なスキルではありません。
食べる、歌う、読む、創る――日常のあらゆる瞬間に、感覚を取り戻すきっかけがあります。
特別な何かをしなくても、自分が「やりたい」「好き」と感じることを、大切に扱うことから始めてください。
それがインスピレーションを育て、日常を豊かに彩り、人生に確かな手応えをもたらしてくれます。
「感じる」をタスクにしないでください。
何かに追われるような毎日から、今の自分が本当に感じたいことを中心に据えた暮らしへ。
まずは、朝や日中の1時間からでも構いません。
あなたが「感じること」に意識を向けたとき、世界の見え方は大きく変わります。
あなたは遅かれ早かれインスピレーションを最大限に活かすような生き方に移行するでしょう。
考える時代の終焉とともに、本当のあなたの才能が動き出す。
その変化を、どうか楽しみながら迎えてください。
氣流に乗る:氣功と精密栄養学
実は最近 少し手習いとして
氣功と精密栄養学を学んでます
今回は
人生の流れの乗り方について書きたいと思います
自分に今起こっていることを書きますので
しばしお付き合いください
「氣功と精密栄養学」って何?
と思われる方も多いでしょう
僕も1年前に聞いていたら
たぶんピンときてなかったと思います
2つとも 関わりのない人には
ちょっとよくわからない分野かもしれません
「氣功とは?」
チャットGPTに聞いてみると
「氣(き)」という目に見えない生命エネルギーを意識的に整え、 巡らせることで
心身の健康と精神的なバランスを整える修行法です」
「精密栄養学とは?」
同じくチャットGPTに聞いてみたら
「精密栄養学(せいみつえいようがく)」とは
従来の画一的な栄養指導とは異なり
個人の遺伝情報や腸内環境、生活習慣、代謝状態などをもとに
“その人に最適な栄養”を提供しようとする
先進的な栄養学の分野です。」
これを僕なりにまとめると
氣功は 東洋的な物事の捉え方
精密栄養学は 西洋的な物事の捉え方
僕はそれぞれ
心身の健康を整えるための手法として学んでいます
不思議なことに
同時期にこれらを習得する機会が目の前に現れました
もともと対極な見方や価値観を体験したり
学んだものを自分なりに融合していくことが好きだけど
今回は
「心と身体の健康」が
別々の視点で
同時に並行してやってきたのが面白い
この現実の流れ(=氣流)について
自分なりにちょっと分析してみました
まず大前提として
僕の目指している世界線があります
西洋的価値観と東洋的価値観が
競争や争いから
融合と調和へと地球がシフトした時に
本当の意味での地球全体の平和が現れる

これは自分の中では確信でもある
世界線のコンセプト

壮大!
壮大すぎるけど
その地球は必ず存在すると思っています
たとえ今が
競争や争いの地球だったとしても
そのパラレルワールドの地球へと
移行する流れは必ずある
その地球へ移るための流れ
氣流を
ここでは「天の流れ」と呼ぼう
壮大だけど
そこに自分が移ると
まず決めている
決めたら
その地球へ移るための磁力のようなものが発生する
これは感覚的なことだけど
どうやら宇宙の創造の仕組みは
そうなっているみたい

その磁力に引っ張られるように
自分がそこへ移動する時に
惹かれるような現象が起こる
その地球にフックをかけていると
そこへ向かう現実が起こる
方法は全くわからない
多分 自分の思考で考えて理解できないような方法が
仕組まれているので
自分ができることは
目の前に現れたことをコツコツやるしかない
次にもう少し領域を狭めた
僕の「魂の設定」みたいな話をします
たぶん
生まれる前に決めてきたこと
僕の場合は
⚫︎対極な見方をつなげること
⚫︎身体も精神も健康になることを自分が経験し
その経験を他の人にも共有すること
これを人生を通してやろうとしている
これは他の人の人生には
あまり関係のない話だけど
僕の人生にとっては
大きなテーマなので
ここでは「魂の流れ」と呼びます

天の流れと魂の流れ
言い換えれば
地球で生きている設定と
この肉体で生きている設定
パソコンで言えば
OSとアプリの関係
どのアプリを使っているか(=魂の流れ)
そんな感じなので
この設定を変えて何かを作ると
根底から変わってしまって難しくなる

でも
それらを理解して
使いこなせたとき
その力は最大限に発揮されやすい
今のこの2つの現実
氣功と精密栄養学の流れは
正直
1年前の自分には
まったく想定していなかったこと
だけど
それが自分の現実に現れた
それは
「天の流れ」と「魂の流れ」だから
僕としては 乗るのが自然
頭で考えると
やらないといけないことが今たくさんあって
今じゃない気もするけど
天と魂の氣流が「今」って言ってきたら
それにはもう従った方がいい
やると決めたら
こんな流れが自分の人生で起こるのが面白いので
この流れに乗ってみてる
僕のこれまでの体験では
氣功とは
そういう流れに身を任せられるようになる意識状態
自然や宇宙の摂理に沿うという意味での
「天の理に乗る」
そういうベースがあるみたいです
言葉では
「天人合一(てんじんごういつ)」というそうです
氣功を学んでいるといっても
今はまだ氣を使って体をどう整えるか
というところまではいっていません
でも
体験的に自然の摂理として
そういう理があるということを
いろいろな出来事から学ばせてもらっていて
そのアンテナを今磨いているところ
だから
少し俯瞰して今の流れを見てみると
今は
人生の氣流に乗っているのがわかる
だから多分
この流れに乗ると物事がうまく進む
一方で
精密栄養学という最先端医療の知識を
今オンラインで学んでいます
これは遺伝子データや血液データの精度が格段に上がったことで
これまでの医療とは異なるアプローチが可能になってきた
体と心の健康へのアプローチが
今 急激に進化しているんです
このことについても
またここで詳しく書いていきたいけど
今回は「氣流に乗る」というところまでにしておきます
氣功と精密栄養学が
僕を通して融合していって
表現されたとき
何か面白いことが起こるんじゃないかという
ワクワクしたインスピレーションがあるので
そこに向かっています
今の僕は
朝に自分の創作の時間として
この文章を書いたりすることが
自分を整える流れになってます
学んだことをこの場所でアウトプットして
自分の考えをまとめたいし
少しでも興味がある人と
何かを共有できる場が作れたら
とても嬉しいなぁと思ってますので
興味ある方は
これからもよろしくお願いします!
不安のお薬:「感じる」フィルターで1日の棚卸し
これまで、不安から自由になるために色々話してきましたが、超要約すると、不安になっている人は「考える」をやり過ぎているので、「感じる」を実践していきましょうという話をしてきました。
不安の症状が起こったら - よくみる
不安を感じている人はこの切り替えに慣れていない、やりにくい暮らしのリズムを自分で作っている方だと思いますので、ここからはより詳しく自分の1日を改めて棚卸ししてよく観察してみることをお勧めします。
やり方はこんな感じです。
【「感じる」実践のために棚卸し】

まず、自分の「感じる」フィルターで1日をみてみましょう。
「感じる」で暮らすには、どんなことからできそうか、何かアイデアが浮かぶでしょうか。
アイデアが浮かばない人は「感じる」を過大に捉えているかもしれませんので、行動のハードルを下げてみてください。
あなたがやりたいと感じるのはどこら辺にあるでしょう。
ほとんどの人は、今日から大きく暮らし方を自由に変更するのが難しいと思います。
今の日常から少しずつスライドしてみるのが実践しやすいと思います。
1日の流れを「考える」フィルターから「感じる」フィルターに変えて一度見直して見て下さい。
でも、「考える」が間違っている「感じる」が正しいというものの見方はやめておきましょう。
「考える」「感じる」どっちでもいいんです。
ただ「考える」と不安が増えて、「感じる」が楽しそう、心地良さそうだからやってみるくらいの方が楽しいですよ。
さて、朝起きます。

まず何をしますか?
「考える」フィルターで暮らしている人は、スマホやテレビをつけるとか、いきなり仕事のメールを確認するとかで始まりますかね。
そこを「感じる」フィルターでは、どんな過ごし方をしたらワクワクするか感じてみて下さい。
朝食は食べますか?
「考える」フィルターの人はスマホ見ながら朝食とか、バタバタして食べながら準備している人もいますか。
「感じる」フィルターを使ってどんな朝のスタートなら心地よく過ごせるか自分の心と体に聞いて見て下さい。
参考までに、僕は朝起きたら、瞑想をすることから始めます。
体と心がリラックスできることは朝の時間には、特におすすめです。

1日の流れが始まる朝ですので、心して緩みます。
瞑想の終わりには、こういう感じで過ごしたいとう自分の今日の意図のようなことを決めています。
朝は多分多くの人が時間に追われることが多いですよね。
僕もギリギリまで寝ているルーティーンをやっていた時はそんな感じでした。
瞑想した後にギリギリでバタバタして朝出発していて、緩んだ後に焦るというよくわからないこともしていました。笑
「考える」フィルターでルーティーンを決めると、正しい、やらねばという作業が生活の中でどんどん積もっていきます。
僕の朝の時間の例でいうと、朝やること1瞑想、2準備、3朝食これをやってから仕事をスタートしますが、
さらに今はここに4創作を入れました。
やりたいことには違いないんですが、これが「やりたい」から「やらねば」になると、これまでの朝の時間がないところに詰め込もうとしてします。
これでは更にバタバタするのは当たり前です。余裕のなさから、いつの間にかやらなければならないタスクみたいになると当然、腰が重くなって、やらなくなる悪循環です。
大事なのは「やること」ではなく「状態」です。
「DO」ではなく「BE」です。

朝、こんな感じで過ごしたら心地いい、ワクワクするという「状態」「BE」になるのが本来の目的なので、
「やること」「DO」のタスクだけでやろうとしたら、本来の目的から離れてしまうことはよく起こります。
これが「考える」フィルターでやるとよくやってしまう本末転倒なやり方なので、「感じる」フィルターを心がけましょう。
「感じる」フィルターで決めるときは、やっていることつまり、「DO」は同じだとしても、やっている時にその状態「BE」がズレていたら、違和感が出てきます。
僕の例で言うと、瞑想でリラックスした後に時間がなくて焦るという変な感覚になるという感じです。瞑想はリラックス、自然体になるためにやっているのに時間がなくて焦っていたらアレ何かおかしいなと感じるのは当たり前です。
「DO」はやっているのに「BE」で感じた時には違うことをしていることになります。
社会生活をしていると当たり前のように「考える」フィルターになっていて、それに気づかない暮らしをしていると、いつの間にか「やりたい」が「やらねば」になってしまいがちです。
どんなフィルターで自分の1日を作るかが積み重なって自分の1ヶ月、1年、10年、人生が形になってきます。
出来るだけ心地よい、楽しい人生を作りたいなら、その人生を創るには「感じる」フィルターが必要です。「考える」フィルターではできません。
朝の時間は1日の中でも、貴重な時間なので、もう少し朝の時間について書きます。
一日の中でやりたい、心地いい、楽しい、感じるを実践し続けるのが難しいという人は、特に朝の時間はおすすめします。
まずは朝の時間からやってみてください。

朝は他の人より早く起きてしまえば、家族や同居人がいる人でも自分のやりたいことに集中できます。
やりたいことが思い浮かばない人は、とりあえず、いつもより1時間早く起きることでもいいと思います。
でも睡眠時間を削ると続きません。頑張るのが好きな人はいますが、頑張る必要はないです。
睡眠は何よりも強い欲求で必要なもです。
人にとって必要な時間なので、十分寝る+今より1時間早く寝て、早く起きることで、とりあえず朝のゆとりの時間を過ごすのはおすすめです。
そもそも、僕の場合は大抵の身体的や精神的ストレスは寝ることで解消します。十分寝ることは最高の薬です。
日本人は睡眠時間が特に少ない国民だそうですので、頑張りすぎなんでしょうね。
意識に「頑張る」が強くある人は睡眠時間が少なくなっている人が多いです。
もし今、十分に寝られていないなら、どこかに頑張らないとという設定があります。頑張らないと成功しないみたいな成功哲学があったら、それは不自然な教育によって「頑張る教」の人たちが作った経典に書いてあることです。
よく考えて、感じてみたらわかることですが、十分に寝たいのに寝ないというのは不自然です。
十分に寝られないというのは長い目で見たら自分本来のバイオリズムを狂わせて、気の流れを滞らせます。能力も最大限発揮できなくて、ストレスが溜まったら病気にもなります。寝ることでそれらが流れるので寝る時間は十分とってくださいね。
僕も「頑張る教」で生きていた時期がありました。「考える」フィルター全盛期です。
若いからできていたのもありますが、その時期は特に気が上がっていたと思います。
今は感じて緩む、どれだけ自然体に自分の力を最大限に発揮するかが当たり前になってくる時代の流れに入っているので、そういう人も昔よりは少なくなってくると思いますが、物理的に仕事量を増やしてなんとかするという発想がある人は早々にやめましょう。
自然な状態にいればいるほど、思考を超えたシンクロニシティが完璧な現実を引き寄せてくれるます。
大丈夫です。
自分を信じてやってみてください。
朝、何をしていいかわからない人はまずはゆっくり過ごして、ゆるみましょう。
何をしていいか分からない、何をしたいのか分からないというのは、多分「考える」フィルターで生きすぎていた人です。
僕は人の相談に乗ったり、一緒に自由な時間を過ごすということも仕事でやっていますが、悩んで鬱っぽくなっていた人は「感じる」フィルターがオフになって過ごしている人が多いです。
そういう人にはまずゆっくり自分のペースで過ごす時間をとることから始めてもらっています。そうすると些細なことですが、今日はこれを食べたい、散歩してみようかな、土に触れてみたい、と少しずつ体が欲求するアイデアが出てきます。
「感じる」フィルターの回復期間には、そんな感じでポツポツやりたいことが出てきます。
その人に大事なことは完璧なタイミングでその人がわかるようになっていますので、それを信頼してください。
「考える」フィルターが強めだった人は、そのアイデアが生まれた自分の考えに難癖つけてくるので、ゆるんで心地よくいて、体と心を「感じる」のが一番です。
そういうことができない人は、体の方から強制的に休憩時間をとることを作らされます。

大きな病気になったり、鬱のような症状が出たりして働けなくなり強制休暇時間をとることになります。
それが出るのは体と心からのメッセージなので、もしそういうことが起こったら大切に受け取ってください。
薬で治すことも大事ですが、それ以上に自分を自分でいたわっってください。愛してください。
病気になってしまったら、それは人生の中で今の自分を見つめ直す貴重な機会です。
その機会を得た人はその自分の人生を十分に味わってくださいね。
不安のお薬:やりたいことをやる。褒め続ける。
不安から抜け出すために「感じる」フィルターで行動することをお話ししてきました。
初めからここまで実践できた人は少なくとも不安に対しての怖れは少なくなっているのではないでしょうか。
不安は無くならないかもしれませんが、対処の仕方がわかれば一緒に生きることができます。
不安を感じるあなたはあなたの一部です。
あなたはあなたの一部をなくすことはできません。
否定するように生きることはできますが、「これは私ではない」と言ってたところで、「私」なのです。
とは言っても、不安や心地悪い感覚は経験したくないという気持ちはよく分かります。
その向き合い方を知らない、あるいはその感覚に蓋をすると、ネガティブループが始まってしまいます。
ここでは、その向き合い方をこれまでお伝えしてきました。
不安の症状が起こったら - よくみる
まだ読んでない人はまずはこちらから読んでみていただけるとどんな感情が出ても怖くなくなると思います。
ズバッとすっからかんに問題解決するという魔法は起こらなくても、コツコツ不安と向き合っている人はヨロヨロしながらも、初めて自転車に乗る人が経験を重ねるうちに乗りこなせてくるように、自分自身を運転できるようになります。
もし、ここまで読んで、不安がなくならない、対処できないという人がいるならそれは「読んでいる」からです。
読むんだり見たりインプットが得意な人が、ついつい忘れてしまうのがアウトプットの「行動」です。
僕も思考優位になっている時は妄想で突っ走って、肝心の「行動」は置いてけぼりになっています。
この場合の「行動」とは腹落ちした「行動」です。
はいはい、わかってますよ〜くらいの「行動」にするとそれくらいの変化しか自分の人生には起こりません。それくらい寸分の狂いもなく宇宙の法則は誰に対しても働いています。
「行動」については以前も書いているので、そちらも合わせて「行動」するときに参考にしてください。
不安のお薬:【最重要】行動する - よくみる
やはり行動が要ですので。
どうしても行動に移せない人が行動を軽くする一番簡単なことは、やりたいことをすることです。
これが一番簡単です。
やりたいのですから最初からハードルが低いです。
でも、やりたいことでも今やっていないことだったり、やりたいのレベルを上げると途端に腰が重くなります。
僕の場合、例えばこの文章を書くという時間をとることです。
まず、計画を立てました。思い立って数年後にこうなりたいという計画を作ってみたんです。そして自分の日常もその計画に向けて、より心地よいものに変えていこうと思いました。
そうしたら早寝早起きをして朝瞑想した後、一番調子がいい時に、創造の時間を取りたいというのが出てきました。
まずはそれを実践するところからです。
目標は21時に寝て、4時に起きるというものです。朝の仕事の前にこの時間でただ自分がやりたいインスピレーションに従って何かを作る時間を取りたいと思ったのです。
瞑想もしっかり時間が取りたいし、慌ただしく詰め込んだのでは朝の楽しい時間が心地よくなくなるので、たっぷりと3時間くらい時間を取りたいところです。
やってみると、4時に起きれる時もありますが、前日の寝る時間が10時過ぎる時もあり、5時半とかになる時もありますし、時々、休みの日とかもう少し寝たい時は6時になることもあります。でもそれでいい、とりあえず朝起きて創造の時間を作るということができるところからやろうとハードルを下げています。
毎日4時でないと「いけない」としてしまうと義務感が出て腰が重くなるからです。
でも、日々の暮らしで難しい時は少しでもいいから時間を取れればよしとすると自分に許可を出していることで、その重さがなくなり、決めてから毎日その時間を取るということはできています。
だから気持ちがいいです。
そして、朝の創造の時間が始まりました。
「考える」フィルターを通したやりたい計画では、この時間に今進めている家の改築のアイデアとか図面とか作ろうと思っていましたが、何をしてもいいとなった時に、「感じる」フィルターを通してやり始めたのがこの文章を書くということでした。
これは考えて計画していたのでは出てこなかったことなので、自分でビックリしています。
でも、そのタイミングで書きたいという気持ちが出てきて、それにワクワクに従って文章を少しずつ毎日書いています。やってみると心地いいので今のところ続けています。
しかし、他にもやりたいことがあったり、朝起きるのが遅くあまり時間が取れない日もあります。でも、書くのやめようかなぁとはなりません。
これがインスピレーションに従って朝の創造の時間をとるというやりたい感覚に近いので「今は書く」と思ってその感覚に近いことをやっています。
やりたいことを行動に移して新しいことをやった時には多少の障害が出てきても、そのワクワクした感じが障害を越えさせてくれます。
やりたいことのエネルギーにはそれくらい他のやっていることより元々のエネルギーのポテンシャルが高いです。
だから、行動するときは「やらねばならない」や「正しい行動」でなく、「やりたい」「ワクワクする」からやるという動機が行動を軽くするコツの一つです。
僕の場合、文章を書くということをやっていると時間の制限という障害が出てきました。
なので、僕は書くというハードルを下げました。
1日に30分、なんなら数分でもいいので書く、あるいは触れるという行為だけは続けると決めました。
書くことに慣れている人なら大したことないかもしれませんが、継続して書くことに慣れていない人がやり続けるというのは大変です。他にもやりたいこともあります。
僕はとりあえず、今の自分の気持ちに従って、他のやりたいことと並行して、できる時間をとって書き続けよう決めました。それならできる。
やり続けたいという重い腰が軽い腰になって行動し続けることができています。それをやっている自分がすごく好きになります。やりたいと決めたことを行動しているからです。
そしてここからが、また重要なんですが、やっている自分をめちゃめちゃ褒めます。
たとえ4時に起きるつもりが6時になってほとんど文章を書かずに、少し手直ししたくらいの時でも、やると決めたことを少しでもやっている自分を称賛します。
これ地味なことですが、効果は抜群です。効果抜群と感じるくらい褒めてください。それがコツです。
自分に厳しい人であるほど、この自分で自分を褒めるということができないです。自分に厳しい人は他人にも厳しくなりますし、結局その厳しさで自分が満たされていないので、人に満たされるものを求めようと行動します。
自分で自分に優しく常に満たしていることを実践している人は、自分の感情のタンクに少しずつ幸せが満ちていきます。自分でやっているので、必要以上に外側から称賛や幸せを満たしてもらう必要がなくなりそういう動機で動いている行動がなくなってきます。
このカラクリが体感できてくると自分の気持ちに正直に生きやすくなります。
今日もこの文章を書きながら、以前書いた文章に数行書き足したくらいですが、書きながら「起きてやりたいことを実践して偉いね」と褒めています。
外から見たら気持ち悪いかもしれませんが、そんなのお構いなしです。
自分が幸せな気分でいることが大事なので無心で褒めます。
そうすると気持ちいいんです。
そしたらまたやろうかなと自分の脳や体は認識しますし、アイデアや体調も協力して全細胞、全神経がサポートしてくれます。
あなたもこのよくわからない文章をここまで読んでいる自分を褒めてください。
こういう文章を読もうとする人は少なくとも自分と向き合おうとしている人です。
それだけで1万点くらい稼いでいますし、何より高い向上心があります。
実践しなくても読んでいるだけで少なくとも何らかの興味を持って僕の言っていることを理解しようとしてくれているんだと思います。
絶対的に優しさがあるのを僕は感じます。
そう思うと僕も温かい気持ちが込み上げてきました。
本当に読んでくださってありがとうございます。
とにかく僕は毎日コツコツと朝の創作の時間をとって何かをしています。
現実はそんなに変わってないですが、そんなのはどうでもいいです。気持ちいいので!
この感覚が何より大事だと思っています。
やりたいことの波に乗っているという感覚の方がよっぽど大事です。
現実創造とは気分の創造です。
実際の現象はそれに見合ったことが後から必ずついて来ます。
それについての奇跡のようなエピソードもいくらでもあるんですが、あまり人のエピソードばかり聞いても心の底から納得しないのはわかっていますので、ぜひ自分の人生で実践してください。
やってみたい、やってて楽しいってだけで行動できたらめっちゃ楽です。
さらにその感覚を拡大するように自分を褒めてください。
自分で褒めてあげることで自分にも他人にも優しさが育っていきますし
それが「行動」を何より簡単にしてくれます。