自分の肩書きにこだわらない
最近自分が何屋さんなのか ますます分からなくなっている
そんな風に感じている人は結構いる気がする
僕がやっていることは
表向きは田舎で暮らしたい 体験したいという人達のサポートをして一緒に過ごしている
どうしても肩書きを書かせたがる人達もいるので
敢えて書くなら「地域コーディネーター」と書いている
田舎で働き始めた人たち
これから暮らしたい人たち
そんな人達の話を聞いたり一緒に色々な体験をして過ごすことが主なお仕事
短期で来る人でも数週間〜1ヶ月くらいの滞在のサポートをしている
特に前半2週間は毎日話を聞きながら
その日したいことを一緒に決めてプログラムを作るので
一日中一緒に過ごしている
大体の参加者は来て間もない頃は
美しい風景や美味しい食べ物に夢中になる
そうだよね
みんな 美しいもの 美味しいもの 心地のいいもの を求めて
自然と共に生きている場所にきたよね
みんなの喜ぶ顔を楽しみに色々案内するのは楽しい
でも数日経つと
ある程度みんなの欲求が満たされてくる
更にここに来るまでの暮らしで
やりたいことをよほど抑えてきたのか
「日々やりたいことを決めてその日に達成」というプログラムで
これまで使わなかった感覚を日々体験していくと
「自分が何をしたくて今ここにいるのか」ということに目が向くようになる
大人が子どもになるようになると
成長したり 自己修復していく
おバカになれる人ほど
社会の抑圧を解くスピードも速い
逆にプライドが高かったり
執着が大きい人は変わるスピードは遅い
その自分自身を取り戻すような氣づきのプロセスを
毎回間近で一緒に体感させてもらうのはとてもありがたい
ここに来る人は
これからどうやって生きていくかということを真剣に考えて
大きな一歩を踏み出してこんな田舎まで来ている人が多い
特にここ数ヶ月はその真剣度は以前にも増して強くなっている
お試し期間なのにそんなことは構わず
引っ越しの荷物と一緒にやってくる人が多くなった
社会が大きく変化している
そういうエネルギーがビンビン伝わってくる
そんなこんなで
田舎の体験をコーディネートしているよりも
最近はもっぱら人生相談の割合が比重が大きくなった
話を聴いていたら自分ができることでサポートしたくなるので
自分が経験したことで役に立ちそうなことがあれば出来る限りの提供をする
幸運なことに自分が自由気ままに探究してきた経験は
こんなところで活きてくる
参加してくれる人は何かに氣づいて喜んでくれるので
それが僕にとって何より嬉しい
自分の肩書きは何屋さんでも
創りたい現実が創れているからいいよね