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よくみることを よーくみると よくみえる

自然農:川口由一さんの自然農

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川口由一さんの農業見学会に参加しました

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見学会には
農業のプロだけでなく
生き方を模索している若者や
定年後に農業を初めたおじいさんまで
全国から老若男女が集った

僕はいつも川口さんの情報は本から得ている
わざわざ500キロ以上離れた場所まで行ったのは
実際に作っている畑や田んぼを見て感じたかったから

川口由一さんは農家の家に生まれ
自然農法を続けて40年以上
見た目も仙人のようだけど 
一言一行も仙人の様な存在感で
農業のプロでもないずぶの素人の自分が
農業の初歩的な質問をしても一生懸命答えてくださった

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川口さんの本を読んで 噂を聞いて
見学会には全国から色々な人が参加していた

中には川口さんの本を読んで
農業ではなく 
人生に悩んでいる若い子が
生き方についての質問もしていた
そんな問いにも「自分が答えられる範囲で」と謙虚に色々お答えしていた

きっと自分がつくる農作物やその環境に対しても
同じように丁寧に関わっているんだろう

自然農の田畑を見にいったけど
それ以上に川口さんにお逢い出来たことがとても良かった

自然農はできるかぎり 生きとし生けるものと共生するような農業 だと思ってる

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どんな仕事や行いにもその本質には その人の生き方が現れてくる
川口さんの田畑を見ていると川口さんの生き方が見えた気がした

農作物の収量 見た目 生産性 効率性だけを考えると自然農法はなかなか広がらない

自然農法ではできるかぎりあるがままの環境を 人が最低限の手を加えることで
自然と人工の共生ができている環境を創ることができる
自然と人工が調和がとれてる環境は感動がある
自然農の田畑はそんな世界を作りたい人たちの実践の場 クリエイティブなアート作品みたい

生きとし生けるものの多様性を実現するには
創りたい人が小さなことからも実践していかないと変わらない

今週は選挙もある
自分ができることでコツコツ積み重ねて自分が住みたい世界を創っていきたい