はじめての自然農のお米作り:田植え前の準備
そろそろ、田植えをしなければと思いながら田植え前の田んぼの準備をする
僕らの田んぼは1畝(100㎡)くらいの田んぼが3カ所ある
一カ所は少し谷間にあり日照時間が少ない場所なので旅人ナタンが来た時に一緒に早めに植えた
自然農の田んぼはみためで普通の育て方でないのが直に分かる
なぜなら草がボウボウだから
▲こちらがお隣さんの田んぼ
草1つなく水がぴーんと張っていて ん〜きれい
▲こちらが僕らの田植え済みの田んぼ
ん?沼?と見間違えるほどの田んぼ
だけど田んぼに入るとよく分かるけど 自然農の田んぼは生命力がみなぎっている
普通の田んぼは代かきという作業を田植え前にするからきれいに整地される
代かきの効果として藁や雑草を埋め込むという目的がある
自然農の田んぼは草を敵対視しないから 代かきしないし草も抜かない
虫達が稲を食べずに草を食べてもらうために草も一緒に育てる
田植え後1ヶ月、2ヶ月後に稲の成長に邪魔になる時に2回だけ草刈りをするがそれ以外は放置する
なので自然農の田んぼは水を張らずに 草も生える程に沼地くらいの水を入れる
沼地くらいの少量の水を田んぼ全体に張るのは割と難しい
そのために田んぼの周りに水路を作りそこから田んぼ全体に水が行き渡るようにする
本来水を張って雑草の芽を抑える田んぼとは同じ作物だが全く異なる生態系の田んぼ
僕は稲を育てたり お米をたくさん収穫することが優先の稲作りではなく
生態系を自然と一緒に作るという作業が楽しいから自然農の田んぼをはじめた
大変かなぁと思ったけど思ったより作業自体は大変じゃない
もちろんたくさん収穫しようとすると
自然農ではとても大変な農作業になるかもしれないが
目的がそこになく
自分たちが田んぼと関わって楽しいめることを優先しているので苦にならない
農家を目指すわけでもないから
こういう田んぼなら直ぐにでもできるなぁと思って実践している
ということで自然農の田んぼは見た目も 準備も 生態系も 全く違う
あるがままの田んぼ