旅人へのおもてなし:フランスからの旅人
今月は外国からのお客さんが我が家に滞在した
滞在したのは26歳のフランス人のナタン
ナタンは大阪に1年程暮らしていて大阪で日本語を勉強していた
今はワーキングホリデイで日本滞在中している
日本を旅をしたいと 秋まで数ヶ月日本の色んな地域を ヒッチハイクをしながら旅をするそうだ
その後もしご縁があれば日本で仕事をしたいというナタン
日本をフランスと同じように愛してくれている
自分にもそんな時があった
僕はヨーロッパに暮らしていて好きな建築をみながら旅をしていた
スイス フィンランド イタリア色んなところをじっくり旅した
それぞれの国で色々な出逢いがあり 現地の人にもお世話になった
ナタンと話していると当時の思いや風景がその時の想いと一緒にフツフツと現れてくる
旅人は旅の間だけその場所と関わる
なので 旅人にとってはそのわずかな滞在中に出逢った人や風景がその地域の第一印象になり
その地域に頻繁にこなければそれがその人にとってのその地域そのものになる
一人ひとりのそんな小さな想いの集合エネルギーがその国を作っている
僕も旅をしているとそんな経験をさせてもらった
僕も旅人にはその当時の恩返しをするつもりでおもてなしをしたい
というより今は僕の提供出来るものでおもてなしするのが逆にワクワクする
だから僕もおもてなしといいながらも 旅人と一緒に楽しく過ごす
ナタンのは1週間程滞在して「自分の人生の中でもっとも素晴らしい経験の1つだった」と言ってくれている
また秋か来年戻ってきたいそうだ
「やった!僕のおもてなしが伝わった〜」と心の奥で喜びが起こる
このおもてなしの仕掛けをつくることが僕の趣味
来てくれた人が「楽しい〜 うれしい〜」と僕のおもてなしトラップにハマってくれる度に
「シメシメまた喜びよったわ〜」と僕の心の中の「おもてなしおじさん」が小躍りする