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平行宇宙からみる今の日本

4月1日総理が「各世帯にマスク2枚を配布」というニュースがあり社会から大きな反応があった

その後
30万円給付 緊急事態宣言 メディアの報道 自分の反応 周囲の反応 国民の反応
から色々な未来が浮かんでくる

この施策の善し悪しやコロナパニックに対する政府の政策を分析するのは専門家に任せるとして


平行宇宙の分岐点を強く感じている僕の視点から
感じたことや見えることを共有したい

平行宇宙:コロナウイルスが蔓延する今が未来の分岐点 - よくみる
(以前の記事)

【マスク2枚と現金給付への国民の反応】

コロナウイルスの騒動が起こってから
各国の長が連日 国民の命と生活のために
政治理念と政策発表をするのを聞いていた

いざとなれば国は大きく動く
動かざるを得ない

それが全世界で起こっている今の状況で

4月1日 
諸外国とは状況は違うとはいえ
総理の「一世帯にマスク2枚配布」という報道で

ネット上では国内外から
「エイプリルフールのジョークか!?」
「アベノマスク」
という反応がたくさんあった

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ボケる総理にツッコむ人々

こんな事態に喜劇を見ているようでもあった

その後 条件付きで世帯ごとに30万円現金給付という政策や様々な支援の準備をするというを発表も目にする

それらの政策に対して 色々な見方や反応がある

自分は対象者かもしれないと少し安心する人
諸外国とくらべての対応の遅さや不明確さに腹を立てる人
政府を信頼出来ないという人
自分たちの状況の苦労が届かない政府にイライラする人
政策が根本的におかしいという人

今回の発表を聞いてあなたはどう感じただろう


【総理と政府を非難する人達から創られている現実】

これまでにも今回のようには大きく報道はされてはいないけど
一見国民にとってなんの得もならないような法案や方針がどんどん進められ
よく分からないうちに色々なことが変わっていく国の状況と
それにもかかわらずこの政権が続いているここ数年

不思議なのはこれだけ国民から非難され
国民が望んでいるとも思えない法案や方針を進めていく政府がなぜこれほど長く続いているのか

「今の政府は国民が望む政府なのか」
それが疑問だった

今回の大きな出来事に対する大胆な政府の言動と国民の反応から
これまで分かりにくかった関係性がよりよく見えてきた

例えば
総理の「マスク2枚」発言
その効果や真意はさておき
分かって来たのは国民と政府がどういう見えない糸で繋がっていたか

このままの事態が続いたら生活が出来なくなるという時に 
マスコミの偏った報道も相まって

国のトップが専門家の意見を聞きながら出した答えが「マスク2枚」ということに
今が必死な国民からすると「なぜ?」と多くの人が感じたようだ

僕の中にも複雑な気持ちが現れた
自分の中で浮かぶ気持ちを観察してみると

「あり得ない」と非難したり
「誰が何のために考えたんだ」と怒ってみたり
「これが日本の政府の現実か」と悲しんでみたり
「これはよいよ危ない」と焦ってみたり
「これは現実か?」と笑ってみたり

色んな自分が出て来た

その向かう先は
「総理」 と「今の政府」

この視点からそういう風景が見えた

その視点から
政府と自分の両者の立ち位置を俯瞰してみれるところまで
意識を広げてみる

そうすると個人の視点から
ある国民と今の政府の関係が見えてくる

「自分が政治に責任を取りたくない」 
「政治家に任せていればなんとかなる」
「何かあっても政治家に責任を取らせてしまえ」 
「いざとなれば批判すれば自分の立場は守れる」
という国民

「政治に興味を持っている層にはよく見える政治を作る」
「政治が日本を作る」
「表面上だけいいこと言ってあとはバレないように」
「政治家の立場を利用して好きにやらせてもらう」
という政治家

この立ち位置からは国民と政治家の隠れた意図がそれぞれ見えてくる

隠れた意図を持っている国民からすると

今の「総理」「政府」という立ち位置は
国民によって ピエロのように今その役目を見事に演じてくれている

国民に無関心なピエロは政府に無関心な国民に非難されながら国を運営する許可を得ている

「被害者」と「加害者」のようにも見えるが
俯瞰してみたら一緒に創っている「喜劇」

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「待ってました」という国民の声援の中 政治家も立派に彼らの役目を演じている


更にこの俯瞰した視点から辺りを見渡すと
この「喜劇」には他にもたくさんの出演者がいることが分かる

例えば
「被害者が加害者に非難すること」に対して「非難」する人達(国民)

これはピエロ(政府)の強い味方の役柄(国民)
今回のような強い批判があれば
その「非難」を「非難」する人達
が少なからず現れてくる

政策 政府 総理 に関係なく その人達は

過去になんらかの「非難」をされたことで自分の心が傷ついている

そういう人は「非難」している人の反応に絶えられない
だから「非難」している人を「非難」してしまう

「非難」と「非難」はお互いを引き寄せ
そのエネルギーは相殺される

その人達が争っている間
ピエロはピエロとしての役割を演じ続けるだけでいい

それが今のような政治的現実が続く一つの原因だ


【総理と政府を賛同する人達から見える現実】

一方で現金給付などの政策に賛同して喜ぶ人達もいるだろう

当たり前だけど施策が全く国民のためになっていないなら政府も流石に政治を続けていくことは難しい

政策内容はどうあれなんらかの人達に賛同される政策は作っているに違いない

本来であれば全ての国民にとって豊かになるようなものであってほしいけど
政治を続けていくだけであれば政治に興味がある人達にむけて賛同されれば政治家としてのポジションは保証される

少なくともこれまではその賛同者に対しての政治をするだけでよかった

これまでの状況であれば
政治に興味がない国民にとって
政治は生活に影響しないくらいでしかない
と多くの国民が思っていたのかもしれない

本当は直結しているけど
できるだけバレないように政府は自分たちのやりたいようにゆっくり状況を変えていっているようにみえる

多くの国民が政治に興味がないように 
政府も多くの国民に対しての政策を作る必要はなかったのだから

政治家は一部の人達に対してだけ政治をしてきた


【メディアに作られた日本】

この状況の中
僕も普段あまり見ないような情報番組を最近よくチェックするようになった

久しぶりにずっとメディア報道を確認していると
日本のメディアの報道の嘘っぽさが以前より強くなっている

テレビというツールが悪いわけではない
添加物をとらない身体で久しぶりに添加物を取り入れたくらいの違和感が今のメディア報道にはある

個人の情報発信や外国の情報も選んで見られるようになっているから
余計にその作られた違和感を感じるのもあるだろう

でも自分の近隣の高齢者をみると情報は殆ど毎日の新聞とテレビ

そんな人達にとってはこの作られている情報こそが真実に見えているのかもしれないと想像した

この政府とこのメディアが国民に一方的な麻痺をかけるように情報操作をすれば
多くの人がその情報操作の方向に進むだろう

そう感じた一方で
この政府もメディアも人の意識が何処かで求めていたから作られている
ということも忘れてはいけない

常に今現れていることが自分たちが創っているものなのだから


【これからの日本 これからの世界】

このコロナウイルスの影響で善くも悪くもこれまで持っていた色々なものが崩壊してくる

崩壊は同時に誕生でもある

個人レベルでも国家レベルでも
全世界でも色々なことが誕生していく

日本の政府は政治に興味がない人達にも支援する必要がある現在の状況で
これまでのように国民の豊かさのために政治をしていないのなら
それが明るみに出て来るだろう

政府はその真価が今問われている

それを一人ひとりが目にする

国民はその政府に反応して非難や批判をするかもしれない

しかし今の政府はその役割を演じるように国民から求められていた

そのことに気づかず政府を非難し続けるということは
政府にとっては現状維持をするように許可されていることに等しい

国民は非難し続ける限り
他の政府や人に入れ替わったとしても同じような現実が繰り返されることに氣づく必要がある

これまでの習慣で今現れていることに「反応」していたら
それは現状維持したいということを宇宙に許可を出していることと同じだ

「反応している対象と反応している自分は同じ現実を一緒に創っている」から

これからは一人ひとりが選択することになる


もし国民がこの状況を続けたいなら
・政府を非難する
・自分と違う意見の人を非難する
・政治に無関心になる
・何かあった時に政治家に責任とらせるつもりでいる
・今の政府の方針を支持する
・今のメディアをそのままにする
というようなことをしていればいい

この状況を変えたいのなら
・政府の政策の違和感に氣づく
・一人ひとりの考えを尊重する
・積極的に政治に興味を持ち関わる
・何が起こっても政治家だけに責任をとらせようとはせず自分たちもできることで政治に協力する
・自分達が作りたい政府を自分達の意志で創る
・公平 透明に放送するようなメディアを作っていく
という行動に変えていかなくてはいけない


この状況を変えて新しい世界を創っていくにはやることが山ほど出てくるに違いない
そのための崩壊であるならこの崩壊はラッキーでしかない

今は「反応」ではなく 「観察」する必要がある

「他人や政府や国や世界」

ではなく

「自分が今まで何を創ってきて選択して来たか」

それから一人ひとりが望む現実を創っていけばいい