もう生きたくないあなたへ
ちょっと重いタイトルですが響く人が一人でもいれば
「もう生きていたくない」
すごく身近にその言葉を聞いた
その人の辛さを感じ
自分の力の無さを感じ
世の中にはきっと同じようなことを感じている人が知らないだけでたくさんいるのだろうと思った
今はただ自分に何かできることはないかなと思って書いています
もう生きていたくないと言った人は
ずっと不幸な経験をしている人ではない
むしろその人から「幸せ」という言葉を耳にする方が多いくらい
そして懸命に本当の自分の生き甲斐がなんなのか
行き当たりばったりだけど一生懸命生きている
そんな人がもがきながらずっと心の中にあり続けるのは
自分には生きている価値が無い
自分は出来ない
何のために生きているのか分からない
やりたいことが分からない
将来が不安
という否定・不安の連続
ちょっとだけど ずっと持ち続けている心の声や痛みが溜まり
発作的に「もう生きていたくない」という言葉で出てきたようだった
日頃から聞いている悩みを一つひとつ耳を傾けたり
時にはその人が自分と向き合えるようにそっとしておいたり
できるアドバイスはしていたつもりだけど
他人が感じていることは100%分からないからいつも会話をして手探りでかんじていたけど
その言葉を聞いて本当にどうしようもないくらいの苦しさなんだと心に刺さった
そして僕の中にも同じように苦しみを感じている心の部分がきっとあると思った
僕にも過去に同じような苦しさと向き合った時期があった
その時ぼくはどうやって抜け出したんだろう
その経験をその人と分かち合うことはできないのだろうか
僕からみると素敵なその人でさえこんな大きな苦しみをかかえているくらいなら
同じように「もう生きたくない」って思っている人が今日本に 世界にどれくらいいるのだろう
もしかしたらそう思わない人の方が少ないくらいなのかもしれない
自分ができることでやれることはなんだろう
できることをやろう
僕自身も救いたいから
他の人の感じていることや経験を変えることは決してできない
だからいつもそういう時は僕の経験をシェアすることから始める
その人が苦しみから抜ける経験が出来る時は 僕は少し離れて見守る
心の深部の経験はとても神聖で他の人が介入出来ない場所だから
世の中をヨクミル 生き方をヨクミルために 自分をヨクミルために
一人でも誰かの役に立つなら僕が苦しみから抜けた時の話を思い出しながら時々書いてみたい